古い窓の網戸モヘアの交換


長年放置してきたもの。それは、網戸の虫除けパッキン。

一般的に網戸の虫除けは「網戸モヘア」というものですが、築35年の我が家の網戸には「ゴムパッキンタイプ」が使われています。YKKAPが未だYKKだった頃の窓。当時は一般的な虫除けとして装着されていたのでしょう。しかし現在では、同じゴムパッキンタイプの替えゴムを探すのは困難です。探した末、やっと見つけたのは『YKKAP窓サッシ 部材 網戸モヘア:クリアランス2mm(2K-25060)10m』というもの。さっそく購入したので取り付けてみます。


モヘア部分はこのように、綺麗に整列しています。可愛いですね。

こちらは、古いゴムパッキン。薄茶色の部分が隙間を塞ぐ部分です。

双方の裏面を比べてみると、ほぼ同じ幅。竹尺で計測すると3~4ミリ。ゴムパッキンタイプがゴム製なのに対し、モヘアの方のベース部はプラスチックのような硬めの素材が使われています。さて、網戸へ向かいましょう。



ゴムパッキンを取り替えなきゃいけない理由がコレです。大事な襞の部分がはがれてきています。この写真のものはまだ良い方で、酷いものは完全に無くなってしまっています。パッキン自体が消失している網戸もありました。また、はがれたパッキンの襞が窓の隙間に挟まって難儀している箇所も。

それを、端からスススッと抜いてゆきます。こちらはサッシ下部です。パッキンが下へ落ちないために少し引っ掛かりが付けてあるようです。念のため、差込は上部から行います。

網戸モヘア(ゴムパッキン)差し込み口。網戸の上部です。

ここからスススッと差し込んでいきます。表面溝幅よりモヘアの幅が細めなので、モヘアが中に入り込むことなく差し込めます。

ギリギリの際ではカットしにくいので、少し出した状態で鋏でカットします。この「少し出したぶん」を、網戸の下部では引いておきます。切ったあと、この少し出ている部分を差し込んだら完成です。

横から見ると、モヘアの出ている長さはこれぐらいです。

ベース部がきちんと溝に嵌り、モへアの先が姿勢良く出ています。さてさて、窓枠に網戸を取り付けてみます。



before 2ミリほどの隙間があったところ‥

after モヘアが隙間を埋めています。

下記リンク先の楽天商品レビューにも書きましたが、商品到着時からモヘアに乱れがあり、毛が折れた部分は隙間になっているので、今後の改善を願っています。私が購入した網戸モヘアはクリアランス(毛足)2ミリのものでしたが、クリアランスの長いものは、このせいで使い物にならない場合もあるそうです。(*他のかたのレビュー参照)

『虫除け・網戸』で検索すると出てくる網戸モヘアは、違うんだよなぁって思っている人。築年数の古い窓・網戸サッシ(YKK)の人。もしかするとお探しの虫除けはこちらでは? チェックしてみて下さいね☆




今回私が購入したこちらの商品は、クリアランス2ミリのものです。他に、4ミリ・6ミリ・10.5ミリのものもあります。おっと、ゴムパッキンタイプの防虫ゴムもあるじゃいないですか。




今気付きました。こちらのほうが、若干安価ですね。この図からすると、自分でクリアランスを決めてカットするタイプなのかも。でもでもずっと「網戸モヘア」というものが気になっていたから‥モヘアで良かった。めでたし。
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