
床いっぱいに敷き詰めてあるカーペットって、どうやって剥がすんだろう?
という疑問の「答え」にはならないかもしれませんが「ヒント」ぐらいにはなるかもしれません。
使用する道具

- 廃棄物ハサミ
- 金槌
- 古いマイナスドライバー1
- 古いマイナスドライバー2
- ペンチ
廃棄物ハサミは、古いカーペットをカットするためのもの。Amazonにて 2,000円ほどで購入できます。ひとつあると様々な場面で活躍するので便利です。
カーペットを剥がす

今までダニの心配はあるものの、敷きっぱなしで問題ありませんでした。
だけど、猫たちが引っ掻いてボロボロにしてしまったので、剥がすことに。
最初は端から

今回のカーペットは「グリッパー工法」という方法で敷かれていたので、上の写真のようなトゲが出てきました。
グリッパー工法とは、トゲトゲのあるパーツを使って、カーペットがズレないように固定する施工方法です。
*グリッパーの外し方は、カーペットを剥がし終えてから紹介します
カットしながら剥がしていく

剥がしたカーペットは「有料の粗大ゴミ」ではなく「無料の燃えるゴミ」に出します。無料で出せるゴミの目安サイズは約 30㎝です。
あとから 30㎝の大きさにカットする作業は場所をとるし散らかるので、カットしながら剥がす方が掃除がラク。

でも、さすがに古くて退化しており、ハサミを入れて引っ張ると「ビビビ」と音を立てて裂けたので、カットが容易でした。
カーペットグリッパーを外す

木製グリッパーの場合

マイナスドライバーを使って、木の部分をえぐって壊し、釘を露出させます。
露出した釘を、金槌についている釘抜きで抜き取ります。
ペンチでも抜けますが、釘抜きを使う方がカンタンに釘が抜けて、力も不要です。

上の写真では、横向きに置いたドライバーを支点にして、もう一つのドライバーでグリッパーをこじ上げる感じ。(支点を作っておかないと床に傷がつく)

金属製グリッパーの場合

外し方は、木製グリッパーと殆ど同じです。
ただし金属製は、すべての釘を抜き終わるまで、1本のグリッパーが長く繋がった状態です↓



表面は塗装が殆ど取れて、カサカサした状態なので、ワックスやニスなどでお手入れをして仕上げます。
おわりに
30年以上も敷きっぱなしの古いカーペットなので、一番の心配事はダニでした。でも、カーペットの下に「椰子マット」のようなものが敷いてあり、通気性が確保されていたので、心配するほどの事でもなかったのかな?という感じです。
猫たちはカーペットありの方がお気に入りでしたが、私はカーペットなしになってスッキリとした気持ちです。
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