空気清浄機を1年使ってわかったこと

空気清浄機を部屋に置いて1年が過ぎました。その感想などのお話しです。

2019/03/11*追記
現在は脱臭機・富士通PLAZIONを使っています
⇒「脱臭機|猫とタバコの臭い対策

日立の加湿空気清浄機・クリエア

使っている空気清浄機は「日立のクリエア(EP-KVG900 W)」です。加湿機能が付いています。

購入したのは2015年の春。夫婦部屋で使い始めたのは同年の冬でした。

4万超えの大きな買い物だから、購入前は念入りにレビューを調べました。

クリエアを選んだ理由は過去の記事に詳しく書いているので、ぜひご参照ください。⇒『空気清浄機の掃除

効果について

空気清浄機を1年使って感じた一番の効果は、ホコリが軽減したこと。羽毛布団や毛布を使う冬場はとくに、寝起きの鼻や喉が違います。

夫の花粉症も和らいでいて、酷いときは発熱までするのですが、今はそこまで酷くなることはないです。

空気に敏感な姪は「私の家にも欲しい」と言っています。

あと実感するのはタバコの臭いの軽減。タバコの臭いはクローゼット・隣室・家中に広がりますが、クリエアをつけていると全然違います。

床に溜まる埃が少なくなって、掃除がラクになったことも嬉しいメリット。

PM2.5のことを考えて悩んでいた日々も懐かしい過去となりました。気のせいか、この一年は夫婦二人とも風邪をひいていません。

室内犬(⇒ココ)の臭いも、気にならなくなっています。

1年経った今では慣れてきたのか、使い始めの頃より、効果の体感が減りました。でも、安定して持続している感じです。

掃除について

掃除はけっこうカンタンです。

・普段の手入れ:本体の埃を払って軽く水拭き

・1ヶ月に一度:プレフィルターの埃を掃除機で取り除く(これは簡単)

・3ヶ月に一度:プレフィルターと脱臭フィルターを水洗い(少し面倒だけど難しくない)

軽い汚れやホコリは、水やお湯で流すだけで綺麗になります。洗剤を使う場合は中性洗剤を使います。特別なものを用意しなくても、台所用洗剤ひとつあれば大丈夫

加湿フィルターはお手入れランプが点灯したら洗います。私の場合は冬のエアコン使用時にしか使わないので、今まで洗ったのは二度だけです。

加湿フィルターの洗い方詳細はこちらをどうぞ。⇒『加湿フィルターの洗い方

加湿機能

正直なところ、加湿機能は不要でした。空気清浄機は年間通して運転させますが、加湿機能は必要な時だけ。私の場合、使うのは1年の4分の1以下。


それに加湿機能を使うと、フラップ内側が水垢で汚れます。空気清浄と違って、加湿は付けたり消したりするからです。

これを掃除するのは非常に面倒。フラップが汚れるということは、内部のファンも汚れているはず。そして内部の掃除はできない。

加湿を使う頻度が少ないなら単機能が良かったかも。購入時は「加湿器を別で買うよりお得」だと考えたのが甘かった。

本体の中で、この加湿器の占める割合が高いのも気になります。クリエアは高さが67㎝。加湿器だけで高さ10㎝以上はあるからです。

フィルターの交換頻度

フィルター交換時期のメーカー推奨目安は、脱臭フィルター・集じんフィルターともに10年(EP-KVG900の場合)となっています。

ただし、タバコを吸う人がいると半減する。

ということは予め知っていたので、5年は持つと思ってました。集じんフィルター以外は洗えるし、5年も使えばモトが取れると。

しかし、最近になってもう一度メーカーの使用目安をよく読んでみると…

使用期間の目安は、1日にタバコ5本分を吸引した場合に
【脱臭】臭いの除去率が半分
【集じん】空気を清浄する時間が初期の2倍になるまでの年数。
ご使用の状況によっては交換時期が早まることがあります。

つまり、20本の人はさらに4分の1。二人なら8分の1。[1/2×1/8=1/16]なので1年未満で交換ということになります。

こういう購入前に知っておきたい情報を、電気屋さんは教えてくれません。そして案の定、早くもフィルターを買い換えることになりました。


ダメになったのは脱臭フィルターではなくて、洗えない集じんフィルター

昨年夏、5ヶ月の旅から帰ってきて再始動したら、臭いが酷くて使い物にならなかった。数日陰干したり掃除機で吸ってみたりしたけれど…ダメでした。

フィルター等の交換用品は、電気屋さんで注文すると日数が掛かるので、Amazonにて購入。⇒HITACHI空気清浄機フィルター EPF-KVG900H

まとめ

加湿空気清浄機を1年使用してわかったことは

【メリット】
 ・ホコリが減る
 ・花粉症が軽減
 ・臭いは激減
 ・安心感が保たれる

【デメリット】
 ・加湿機能は不要
 ・本体が場所をとる

【喫煙者がいる場合】
 ・フィルター交換時期が驚くほど早い

買い換えるとしたら

今後買い換えるとしたら、ブルーエアを使ってみたい。

クリエア購入当時は急ぎだったし、予算がそれほどなくてブルーエアを選べなかった。クリエアの価格(4万円位)でも、かなりの奮発でした。

それでもブルーエアが欲しい理由は、シンプルな機能と評判の良さ。欲しいのは最新の480iではなく、型落ちの450E。機能面での評判が上なんです。

だけど、高さはクリエアより8㎝低く幅は14㎝大きい。そう、ブルーエアは本体が大きいことでも有名です。空気の吸入・供給がどちらも側面なので奥行きは問題なし。

それに加え、ブルーエアのフィルター交換時期は半年です。本体価格が下がっているとはいうものの5万円台。交換用ダストフィルターは7千円台。

今日現在の価格でフィルター代を計算すると

[7280円×1年で2個=14560円]÷[12ヶ月]=【約1214円】

本体を5年使用の計算で、月々2200円程の空気清浄代。クリエアと比べると割高になりますが、高くはないお値段かもしれませんね。

*2019/03/11追記
ここで紹介した450Eは現在超高額になっています
次に私が選ぶとしたら、こっちかも↓
 ブルーエア 空気清浄機 Blue Pure 221 Particle 47畳 360度吸引 花粉 PM2.5 ハウスダスト

おわりに

新しいものへの欲望は尽きませんが、今あるものを大切に。

最近フィルターの掃除機がけを怠っています。たまには愛情込めて掃除をしましょうか。

« »