部屋の壁の色を変える

以前の夫婦部屋は化粧合板の茶色い壁でした。
部屋の壁を白いペンキで塗装したときのことを、今日はお話しします。

白に塗ったのは2015年の9月。同年7月の記事『BRIWAXを合板に塗装する』にも書いて(愚痴が長すぎて)消したぐらい、私はこの「木目調の壁」が小さい頃から苦手です。

上の写真はビフォアー写真。さて、どんな風に変わったでしょうか。

用意するもの


● 塗料(アレスエコクリーン・マット・白)
● 刷毛とローラー(と塗料を入れる容器)
● マスキングテープ
● 手袋

ずっと以前に紹介した『漆喰のような白いペンキ』は、このために購入しました。

塗料を入れる容器は、専用のものがあると便利です。

⇦こういう形の

ホームセンターで売っている安い容器は、使っているうちに中央が凹んで、ローラーがとても使い辛く、使い捨てになってしまいます。だから私は100円ショップにある靴置きケース?で代用しました。

マスキングは、テープとヒラヒラフィルムが一体になったものがあると便利。

 ⇦これ「マスカー」という名前

ここでも私は節約しまして、家にあったマスキングテープに、小さい時にポンポンを作ったあのテープを(家にあったので)貼り合わせて使いました。

手袋は、手にペンキが付かなければ何でも良し。私は『染めQで革靴をブラックに』でも紹介しました「ニトリル手袋」がお気に入りです。以前は手袋なしでペンキ塗りをしていましたが、やっぱり装着しておいたほうが良いなと思い至った次第です。

ペンキを塗ります

  
マスキングテープで養生した後、塗料を塗っていきます。この溝をすべてパテで埋めた人のブログを拝見して、すごい!と思いましたが、私はこのまま溝を残します。



ぼやけていますが、これは下塗り(アクアグランコート)が終わったところです。



アレス1度塗り後。乾くと下地の壁の色が浮いてくる感じ。



アレス2度塗り後。押入れの戸は、BRIWAXを使った作業部屋とは違い、壁に合わせて白に塗りました。

塗料が薄いところは3度塗りして調整します。マット塗料は塗りムラが出にいから◎

画鋲の穴を埋める


今回は塗装前にパテ埋めしましたが、画鋲の穴は小さいので見つけにくいです。明るい色で塗装する場合、仕上げ塗りの前(下塗り後、または1度塗り後)だと、穴の場所が見つけやすくなります。

穴埋めには、特に選ばず一般的なパテを使いました。

⇦この商品の大きいサイズの方を買ったけれど小さい方で良かった

画鋲の穴が数え切れないほどあったから、ウォーリーを探せみたいで面白い。片手にパテを持ち、這うように穴を探している自分が可笑しかった。

こちらの記事でも同じパテを使っています。⇒『壁紙剥がしてペンキ塗り

塗り始めると止まらない


ローラーを使って塗装したのは初めてでした。すごく楽しいですね! 部屋の家具や小物は、部屋の中で移動させながら少しずつ塗りました。(写真のカレンダーのおかげで、いつ塗ったのか、わかったのです)



天井も同じ白にしてほしいと、夫からリクエストをもらい続けています。天井塗装は床や家具の養生が大変だから、先延ばしにして悩み中。

小さい頃から眠る前に眺めていた天井の柄。汚れてるけど、結構気に入ってるの。



ドアも塗ったら、ついでに廊下も。

ローラーの洗浄が面倒だから、塗るときはなるべく一気に塗りたいものです。



夫婦部屋を出てすぐ左には、こんな風にちょっとしたスペースがあります。かつては電話を置いていました。不思議なんだけど、白に塗ると、この場所は狭く感じます。(夜の白熱球下で撮影)


姉も「ここってこんなに狭かった?」と指摘。全部おなじ白にしたのがいけなかったのかも。ちょっとトーンを落とした色で奥行きを出すとか? こちらも現在悩み中です。

おわりに

部屋の壁を白にしてみると、とても気分が良いです。塗装から1年半経っていますが、思い切って塗って良かったと心底思っています。

ただ、アレスの白は真っ白なので、照明が明るいと目が疲れるかもしれません。

私は緑内障なので目には気をつけていますが、それでも、ガラス越しの朝日が白い壁に照らされる時や、夕暮れに部屋全体が飴色に見える時、またはブルーに染まる時には、うっとりとしてしまいます。

今後はレースカーテンを変えようと検討中。ドレープカーテンは以後、遮光カーテンに変えています。⇒『ニトリの遮光カーテン

アレスエコクリーンの有能さについては、またの機会にお話ししたいと思います。


キャビネットを白く塗った時の様子はこちらです。
⇒『キャビネットは白が可愛い

この部屋の様子を一覧で見ることができます。
⇒『カテゴリー・夫婦部屋
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