シャワーフックの取り付け


TOTOの角度調整式シャワーフックに交換しました。タイルの壁に手間取ります。


シャワーヘッドを交換して、
シャワーホースも新調して、
いざ年代物のシャワーフックに掛けてみると、


こんなふうに直立。シャワーを出すと、まるでビームのよう。

ホームセンターを2軒まわって、角度調整ができるシャワーフックを探したけれど、白いプラ製にメーカー名が印字された物とかしかなくて・・


目次 *クリックでジャンプできます
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
TOTO 角度調整式シャワーフック THYC51を購入
取り付け前に確認!フックとシャワーヘッドのフィット感
古いシャワーフックを取り外す
古いネジ穴に水が入って腐食しないように穴を塞ぐ
位置を決めて電動ドリルで穴を開ける
カールプラグに翻弄される
固定板をネジで締め付けて本体を装着すると完成
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
*追記* 結果、やり直しです。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -


TOTO 角度調整式シャワーフック THYC51を購入

 
アマゾンで注文後、翌日には到着。正式な商品名は、角度調整式シャワーハンガー 。袋の中に、シャワーハンガー本体、壁面固定板、パッキン、止めネジが入ってる。


 
 
 
本体はプラスチックのような軽い素材にメッキ加工。シルバー色の鏡面仕上げ。内側グレー部分はアマゾン写真よりも少し淡い色。ネジ間隔は 15~25㎜と調節可能。


付属ネジは、トラスタッピング(ネジ頭が丸くなっている形状)。


取り付け前に確認!フックとシャワーヘッドのフィット感

 
ちょっと浅い気もするけど、ほどよい安定感がある。合格です。


古いシャワーフックを取り外す


ネジ穴の間隔が THYC51 と、ぜんぜん違う。どうしよう。

 
 
古いシャワーフックは金属製。スクレーバーで汚れは落とそう。このネジ穴、再使用できるかなーと、よく見てみると、なんか埋まってる。


古いフックのネジと、新フックのネジを比べてみると、ネジ径と長さはほぼ同じだけれど、ピッチが違う。なのでこの穴は、このまま使えない。

* この時点では「カールプラグ」というものの存在を、私は知らなかった。


古いネジ穴に水が入って腐食しないように穴を塞ぐ

 
今回はバスコークNを使ってみる。だけど、他のものでも良いと思う。この作業は、後回しにしても良いね。

ここでちょっと、ひとやすみ。

 KVK シャワーホース 白 1.6m PZKF2SIL

新しいシャワーホースは、ホームセンターで購入。中国製ですが、TOTOシャワーホースの白よりも、生成りのような優しい白色ということでチョイス。防カビ剤入り。


位置を決めて電動ドリルで穴を開ける

 
 
止めネジ間隔と本体の大きさを再チェック。ふむふむ。欲張ってネジ間を最大にして油性の赤マジックで印をつける。慎重にドリルを打つと、あらら、振動でずれちゃった。

この穴は、初めて使う電動ドリルの試運転を兼ねているので、ドリル径は、ネジ径よりも小さめの、2.5㎜にしています。

手持ちの回転ドリルは、ロックチャック式ドリル&ドライバーセット。
回転数最大 475min。最大トルク 7.84N.m。
六角軸ドリル刃は、2~4ミリの 4本しか入っていません。

2.5㎜のドリル刃を使って穴を深めていくと、行き止まってしまいます。
長さ30㎜のネジのための穴、があと5㎜ってところでびくとも動かない。

おまけにタイルを貼ってる壁地が削れて、ネジ系サイズ大にポッカリ穴が。もうわけがわからなくて、ネジ山どころの話ではなくなって、ちょっとパニック。

そこでグーグルッてみると、タイル・モルタル・コンクリなどにネジを取り付ける場合には「カール」というものが要るらしい。ということが判明。なるへそ。


*ここから下をお読みになる方は、一番下の追記も必ず見てください*


カールプラグに翻弄される

台風の風が吹き荒れる中、ホームセンターにひとっとびして買ってきた。

・YAHATA ステントラスタッピング 4×20
・YAHATA ステントラスタッピング 5×25
・WAKI 皿ネジ付カールプラグ #10×20
・WAKI 皿ネジ付カールプラグ #12×25

トラスのネジ頭が 5㎜だと大きすぎるかもしれず、4㎜も購入。穴の深さ25㎜まであけられたから、長さ25㎜×ネジ径4㎜が欲しい。だけど見つからず。カールプラグはトラスネジの長さに合わせて2種類購入。合計812円。

さてさてどちらのネジが合うか見てみると、ネジ径5㎜のトラスは頭が大きすぎて、壁面固定板の「ネジ頭がはまる部分」にはまらない。

なのでネジ径4㎜を使うことに。長さ20㎜という短さが少し不安。


トラス 4×20に合わせて買った、カールプラグ #10×20を嵌めるための穴をあけようとして、パッケージをよく見ると「ドリル径 6,4㎜」って書いてある。

我がドリルセットに入っているのは最大4㎜。それを駆使して、なんとか 6,4㎜の穴を作ってみよう。・・と意気込んでみたけれど、ぜんぜん無理。

ホームセンターにダーッシュ!して買ってきたのは「KOMADRILL 六角軸 充電ドライバードリル インパクトドライバー対応 6,4㎜」用途は「ブロック・モルタル・ALC・石膏ボード」とあります。

タイルに穴をあけるためには、木材用のドリル刃ではなく、コンクリート・モルタル用の刃が必要なのだそう。だから、ちゃんと用途を確認して買いました。807円。


ドドドドドドグルグルグルグルグルー。さすが、コンクリ用ドリル刃。さっきまで穴を、ネジでこじあけようとしたり、キリでぐりぐりしてみたり、四苦八苦して手がヒリヒリしても歯が立たなかったのに。あっけなく簡単に、6.4㎜の穴が出来上がり。

 
ドリル刃に赤色で深さの印をつける。穴にカールを差し込み、金槌で軽くトントン。


固定板にパッキン(シール)を貼り付けて


固定板をネジで締め付けて本体を装着すると完成

 
左は最大に下げた角度(40-5=35度)使用最適角度は 一段階上げた右の角度。

角度調整する際は、念のため、フック本体を片手で固定し、フックに接しているホース金具が抜けないよう、もう一方の手で包み込むように押さえ、カクン カクン と力を入れすぎずに角度を変えて調整しましょう。

シャワー水流を最大にしても、ヘッドが回ることはない。さすがTOTOさん。


カールの頭が凸出したぶん、本体が壁から少し浮いている。このため、少しぐらつきますが「タイルを守るためのアソビだから‥」と家族を説得。


TOTO 角度調整式シャワーフック THYC51


シャワーフックって、安いものなら数百円であるけれど(高い洒落たデザインなら1万円超えるものも)家計が許す範囲で、良いものを選ぶことができて良かった。今回の取り付け位置は座る時用なので、もうひとつリピート購入予定。



最後までお付き合い下さり、おつかれ山でした。


*追記* 結果、やり直しです。

ごめんなさい。調子に乗っていました。

数日後には、グラグラが酷くなり、身の危険を感じて再設置。

ネジの長さが20㎜では足りなかったみたい。

詳しくはこちらをどうぞ ⇒ カールプラグの仕組み
« »