ツインバードの単機能電子レンジを買いました。使い慣れた物と、ほぼ同じ形です。
夫婦二人で暮らしていた頃は、電子レンジを置いていませんでした。今は母と祖母と同居していて、主な食事担当の母には電子レンジが不可欠です。
以前使っていたのはこの写真のパナソニック。これがある日「ジジジ!」と光るようになって、使えなくなったのです。金属をレンジにかけた時のような光。怖かった。
(ちょうど10年目にして壊れました。家電10年説は、都市伝説ではなかったようですネ)
単機能電子レンジとは
電子レンジとヒトコトで言っても、最近は便利な機能がついたものが沢山出ています。一般的に「単機能」と呼ばれるものは、オーブン機能が付いていないものです。
食品を温めるだけの機能を持った電子レンジのこと。
また、省エネ法によって、機能、加熱方式、庫内容積の違いで分類されています。
下記サイトでオススメやランキングが紹介されていて面白かったです。ご参考にどうぞ。
単機能電子レンジの人気ランキング2016。おすすめメーカーと機種を比較
大きさ比較
新旧の本体サイズを比較してみました。左が旧(パナソニック)、右が新(ツインバード)です。ツインバードの庫内サイズは、幅30×奥行28×高さ17㎝。バードの方が少し小さく、外観も一回り小さい。
横から見ても同じく、ツインバードの方が奥行きが少し狭いです。排気口の風向きは、パナが後ろ向きなのに対し、バードは上向きになっています。
正面から見ると、不思議なんだけどバードの方が大きく見える。これは黒の効果ですね。パナが横長、バードは正方形。この面積の違いによって存在感も違って見えます。
選んだポイント
購入した型式は『TWINBIRDツインバード電子レンジDXR-441X9』です。電気屋さんへ足を運び、67歳の母と共に決めました。二人それぞれのこだわりを合わせて、機能・価格ともに納得のゆくものを。
スイッチの形状
スイッチのタイプは、主にダイヤル式とボタン式の二つに分かれます。長年使っていたレンジの流れから、母はダイヤル式が使いやすいと言いました。私はボタン式でもよかったのですが、ボタン式となると、シンプルなものが無いんです。
出力ワット数(温める強さ)だけを見ても、最低限「強」「中」「弱(解凍)」の3つのボタンとその表記が必要。ダイヤル式なら1つのダイアルで済みます。
出力については、700Wがお弁当やおかずを温めるときに。600Wと500Wは冷凍食品をチンして食べるときに。600と500のどちらか一方で大丈夫そうですが、冷凍食品の温め目安って、結構細かく分かれています。そういうときに便利です。
この度初めて「煮込み」という表記を見ましたが、これは120W相当で、その名の通り煮込み調理に使います。我が家はガスコンロだから使う機会は無いけれど、お歳で火を使えないご家庭にはあると便利な機能ですね。
タイマーの形状は、私の一番のこだわりポイント。ボタン式の「ピッピッ」という音は苦手です。だから自然とダイヤル式なのですが…
これにも2種類あって、クルクルとスムーズに回してデジタルで時間を決めるタイプと、ゼンマイのアナログ式でチンッと鳴るタイプ。後者が断然壊れにくい。
我が家で長年使っていた初代レンジはスムーズタイプ。本体自体よりも先にスムーズダイヤルだけが何度も壊れ、イライラさせられました。その執念は今も健在です。(笑)
この表示は母のこだわり。普段は適当に使っているのに、目安があると安心するみたい。
ターンテーブル
掃除のしやすさを考えて、フラットテーブルにしたかった。だけど、上記のダイヤルタイプではターンテーブルしかありませんでした。フラットのもうひとつの利点は、たくさんお皿を並べられるってこと? でも、キチンとした使用方法を守ると、それは関係ないはず。
ガラステーブルの大きさは、バードの方が少し大きいです。本体は小さいのにテーブルは大きい。10年経つと本体サイズもコンパクトになるんですね。これはありがたい。
庫内の色
暗い色の庫内は、掃除がしにくい。そうすると面倒になって放置しがちに。そうして掃除しなかったのが下の状態。庫内が白色だと中の状態がよくわかるから、逆に掃除しない方がイヤになりそう。ダイヤル式で庫内白色が見つかって良かった。
マイクロウェーブ(電波)は庫内の左から出る仕組みになっています。難点は、このカバーが簡易的な雰囲気なところ。掃除にどこまで耐えれるかなと、ちょっと不安。
仕様
私が購入したのは西日本60Hz専用です。(東日本は50Hz)メーカー:ツインバード株式会社
年式:2016年
製造国:中国
保証期間:お買い上げ日から1年間
型名:DXR-441X9
定格電圧:100V
定格周波数:50Hzまたは60Hx専用
定格消費電力(約):1100W
定格高周波出力:700W〜煮込み120W相当
発振周波数:2450MHz
外形寸法(約):幅455×奥行330×高さ265㎜
製品質量(約):10.5㎏
加熱室有効寸法(約):幅305×奥行280×高さ175㎜
丸(ターンテーブル)(約):直径245㎜
タイマー(約):15分
区分名:A(単機能レンジ)
電子レンジ機能の年間消費出力:60.0kWh/年
年間待機時消費出力:0.0kWh/年
エネルギー消費効率(年間消費電力):60.0kWh/年
【機能】
●あたため 700W〜500W
ごはん・おかずのあたために。食品の包装にワット数、時間の記載がある場合に出力を調整します、
●あたため「弱」300W相当
固く凍ったアイスクリームをやわらかくしたり、バターやチョコレートを溶かすときに。必ず様子を見ながら加熱してください。
●解凍 200W相当
冷凍の刺身や肉の解凍に。材料はできるだけ小分け(100g〜400g)にして、厚さも3㎝以下にそろえて解凍してください。
●煮込み 120W相当
カレーやシチューなどの煮込みに。低出力でじっくりと加熱します。
●温度過昇防止機能
30分以上(15分×2回)連続して使用した場合など庫内の温度が高温になると、温度過昇防止機能がはたらき、電源が切れます。ドアを開けて庫内の温度を冷ましてから使用します。
− 取り扱い説明書より −
アースについて
アース線の役割とは、万一漏電した時に、電気を地面に流すためのものです。アース線は必ずつけるようにとの注意書きが別紙で入っていました。でも、家には専用の端子がありません。「ない場合は工事してください」と書かれています。
夫に調べてもらったところ、アース線はなくても問題なく、使わない線を外してしまっても大丈夫とのことです。だけどやっぱり、電子レンジは一度に電気をたくさん使っているから、怖いですよね。
夫情報によると、よく使われているのは『ビリビリガード』という漏電遮断プラグ。
テンパール ビリビリガード プラグ形漏電遮断器 (04-3213)
そういえば冷蔵庫にもアース線が付いてた。このビリビリガードはコンセントを2個差し込めるから、冷蔵庫と電子レンジにつけとくと安心だなと、今紹介しながら思いました。
おわりに
電子レンジ不要だと思っている私が電子レンジを選んだポイントは・あたためだけの単機能であること
・タイマーや出力切り替えはダイヤル式
・庫内の色は白
価格は、ジョーシン電気の店頭購入にて 6606円(税込)。1軒目に在庫がなかったので2軒目で購入。すぐ必要だったから急ぎましたが、ちょっと面倒でした。
詳細型番は違いますが、ほぼ同じものがAmazonで安く出ています。
⇒ ツインバード DR-D219W6 電子レンジ 60Hz専用
東日本専用は、なぜか高い…
⇒ ツインバード DR-D219W5 電子レンジ 50Hz専用
デザイン重視で選ぶなら、これが今一番かっこいいと思う。
⇒ アマダナ 単機能レンジ ARE-S19W
購入したタイプはAmazonレビューでも好評で、ホッとひと安心。
とくに年齢層が高いお家では、一目瞭然の操作性が一番大事。お値段以上の満足です。
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