すだれにペンキを塗ります


すだれが古くなってきたので交換を兼ねて、新しいすだれに水性塗料を塗ってみます。


すだれは掛けているうちに少し伸びるので、あらかじめ縦に引っ張って伸ばしておく。


塗料は少しシャバシャバなぐらい水で薄めて使います。これは、籐家具を塗るときの方法ですね。薄めることで粘土が下がり、凹凸や隙間などにも塗料が行き渡りやすくなるのです。好みの仕上がりになるまで重ね塗りします。


使用塗料は、おなじみアレスエコクリーン。透湿性があるので外掛け簾には不向きですが、その効果で苔とか生えてくれたらいいなと思って。


88×80の簾の価格が200円未満。安いゆえに、「よし」の先っ穂が混じっていたりする。そういうトコにキュンとしますよね。

私が購入したのは(ホームセンター)コーナン商事の、いちばーん安い物です。今の時季は100円ショップにも置いてありますね。100円ショップのすだれは幅が短めです。

使い回す時は幅や長さを気にしませんが、購入するとなると、なるべくぴったりのサイズを選んだ方が良いです。だいたいで選ばず、窓外のサイズを測ることをお勧めします。


ビフォアー。この簾は羽曳野に住んでいた頃に使っていたもの。だから長い。


アフター。うーん・・どうでしょう。味気ないのに妙な感じ。とりあえずスッキリ。
簾を手で持つと、塗料のぶんだけ少し重くなっています。

安価な簾は3年も使えばボロボロになってくるので、塗装することで耐久性アップになれば良いな。


ここは作業部屋で、西日がきついんです。と思ったら、隣家の何かに陽が反射してることに気づいた。私自身が何かをするとき、他人に及ぼす影響まで考えていないことに気付かされました。


これ、塗装後の簾です。薄く2度塗りしただけなので、陽に透かすと普通の簾ですね。


風でバタバタ音を立てないために、裾を麻ひもで結んでいます。


簾は日差しを遮ってくれますが、そのぶん部屋が暗くなりますね。白に塗ると少しだけ部屋が明るくなるような気がします。

白い簾は、やはりお洒落なおうちに似合うのであって、築35年塗り替えなしの我が家には、ちょっと浮いて見えますね。

すだれを緑に塗る作戦も思索中。雨戸も緑に塗りたいな。
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