そんな時の修理方法を紹介します。
紐を用意する
好きな紐を用意します。私は手芸用の麻コードを選びました。一カ所当たりの長さは、多めにとって、100㎝=1メートル。
ジュートやヘンプの麻ヒモは組成が粗いので、耐久性が少し弱いかも。
細手のリボンを使うと、可愛さも丈夫さも、バッチリだと思います。
紐を通す
持ち手の穴と、カゴ本体に、紐を通していきます。こんなふうに
穴に通りにくい時は、先の細いもの(刺繍針や毛糸針など)で押し込みます。
あまりきつく締めすぎると、アソビ(ゆとり)が無くなり、紐が切れやすくなる原因になります。少しゆるいぐらいがちょうど良いです。
紐の端を巻きつける
紐の端は、上部からぐるぐると巻きつけていきます。ここは、一巻きずつ、しっかりときつく締めていきます。
もう一方の端も、下から反対周りに巻きます。
後ろで結ぶ
ぎゅっと「本結び」にします。「テキトーに2回結ぶだけ」では、解けることが、よくあります。私は今まで「3回だんご結び」にしていましたが、それだと結び目がゴロゴロします。
この機会に、解けにくい「本結び」の結び方を覚えておきましょう。
参考にしたサイトはこちらです。
→ 覚えておきたい10のロープの結び方
短く切りすぎると解ける原因になるので、少し残してカットすると良いです。
切り端の紐を針などで解くと、見た目にも馴染み、結び目がより解けにくくなります。
他の3箇所も同様に結ぶと完成です。
紐を目立たせたくない時は、茶色などの「カゴよりも少し濃い色・暗い色」を選ぶと良いでしょう。
おわりに
このバッグは、母が若い頃に使っていたもので、もう40年選手になります。今はこうして、前カゴなしの自転車に乗るときにも大活躍。まだまだ現役です。