庭の木の葉を部屋に飾る


庭には切り花にできるような花をあまり植えてないのですが、葉ならあります。

気持ち良い晴天の朝に庭を散歩していたら、パッと目が合いました。



蕾をつけた月桂樹が、東の塀沿いに2本並んでいます。

身長は、私と同じぐらいかな。



開花期は4〜5月。もうそろそろですね。

お先に少し頂戴します。



茎の下の方の落とした葉は、乾燥させて料理に使います。

月桂樹の葉は、生のままでも使えます。

でも、生のままだとアクが出やすく、乾燥させた方が香りが良いそうです。

乾燥させた月桂樹の葉(ローリエ)が無い時は庭からちぎって使っていますが、たしかに「フレッシュだけど弱い」ように感じます。

葉を千切った時に香りが立つので、飾るだけでは香りはしません。



ベランダに倒れたフリージアがあったので、拝借。



フリージアの花に、常緑樹の葉。ちょっと不思議な組み合わせ。

以前は部屋にビワの鉢植えを置いていたのですが、虫疑惑をかけられて廊下へ移動。

切り花を飾っていたこともありましたが、誰かがうっかり倒してしまって。

それからずっと、植物を置かない部屋になっていました。

やっぱり、たとえ小さな緑でも、住まいの片すみに植物があるって嬉しいです。「私たちのために、ここに来てくれてありがとう」と、お礼を言いたくなります。



誰かのために花を生けると、褒めてもらえなかった時に悲しくなりますね。

自分のためだけに生けたものだと、ただそこに在るだけで、幸せにしてくれます。
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