天井裏の理想と現実


天井を自分で剥がして解体して、開放的な吹き抜け空間にしたい。

この薄汚れた天井の壁紙をじっくり眺めるたびに、そう考えています。

剥がすのは簡単そうだけど、後の処理が大変そうだな。一人でできるかな? とか。

屋根裏への入り口

本当に解体できるのかどうか、まずは屋根裏の状態を確認してみましょう。

天井裏への入り口は、母(隣り)の部屋の天袋の上にあります。話には聞いていたけれど、実際に開けて入るのは初めて。

中学生の甥っ子に、先陣を切ってもらいました。予想していたよりも入り口は狭く、「くらい、せまい」と言って、中までは入ってくれません。

夢破れて現実あり

なにこれ。どうなってるんやろ。

30数年、誰も足を踏み入れていない場所。(猫やネズミは自由に走ってますが・・)

フラッシュを忘れて、懐中電灯の光で撮ったからブレブレです。

ライトを当てた太い梁の下に、ボロボロの何かを発見。あれは台所の上かなぁ。

紙で包まれたスポンジのようなもの(断熱材)が、全面に敷かれています。

右から2番目のタテの梁が、途中で切れています。この家・・大丈夫?

ここも切れてる。天井抜いて露出すると、かなりカッコ悪い吹き抜けになりそう。

断熱材の表紙は退化して脆い。梁の上は狭くて歩けない。屋根裏の散歩者を断念。

光が入っているところが所々あります。通気口なのか欠陥工事なのかは不明です。

いつか実現する日まで

こうして天井を眺めながら、作業の構想を練り続けようと思います。

天井を抜いた屋根の裏側に直接ペンキを塗ろうと、最初は考えていました。

そうすると2階の天井が屋根一枚になるので、夏の暑さが厳しくなるようです。回避策としては、屋根の裏側に断熱材を張ってベニヤ板などで隠す方法もあります。

抜いた天井部分には、他の部屋との間仕切の壁を貼る必要がある。これが難しそう。

セルフリノベーションの様子をブログにアップされている人が、けっこういます。作業の様子を写真で見ているだけでもワクワクしますよね。

電気の知識がある程度ある人でも、配線の引き直しは専門家に依頼することをお勧めしています。丁寧な仕事をしてくれる電気屋さんを、あらかじめ探しておきましょう。
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