塀の外の花壇の整理


ラッパ水仙を植えっぱなしにしていて、花がほとんど咲かなくなっています。
今年も花は2本しか咲きませんでした。



花の時期以外のラッパ水仙は、葉が茂っているか、枯れているかのどちらか。

その期間が長くいので、この花壇を整理して季節の花を植えることにします。



両手では抱えきれない量の葉を刈り、両手では抱えきれないほどの球根を掘り起こしました。写真では大量には見えませんが。



土に石灰や肥料やらを混ぜて、数日寝かします。



メインのお花は「忘れな草」。ミオソティス・モナミブルーです。



忘れな草のあいだに、黄色のお花を入れて。

南向きだけど影の多いこの場所を、明るく見せようという作戦。

このレンガは、ホームセンターコーナンの「ミックスレンガ」1コ 約100円。ひとつずつ形や色が違うので、買うときに時間をかけて選びました。



忘れな草って、本当に可愛いですね。紫もありますが、私は青いお花が好き。

開花期は、春から梅雨前にかけて。本来は多年草ですが、夏に弱いので一年草扱い。

花言葉は「真実の愛」「私を忘れないで」。

ワスレナグサという名前は、ドイツ名【vergissmeinnicht】の直訳なのだそうです。



こちらは黄色のアリッサム。アリッサム・サクサティーレ・サミット。

開花期は同様に、梅雨前までのようです。耐寒性の宿根草。庭の他のアリッサムは冬に地上部が枯れて、春になるといつの間にかチラホラと花を咲かせています。

菜の花を小さくしたような色かたちですね。ヨーロッパでは「バスケットオブゴールド」と呼ばれているそうです。ハンギングにした姿が想像できますね。

花言葉は「奥ゆかしい美しさ」

和名は「いわなずな」。岩場に自生するということから、乾燥に強いのではと思われます。アブラナ科なので、アブラムシに注意ですね。



名前が憶えられない花。「冬知らず・カレンデュラ」だと思っていたのですが、検索すると花の形が少し違うようなんです。

羽曳野に住んでいた頃に私が鉢植えにしているのを見た父が、真似して植えてマメに手入れをしていました。このお花は、父との思い出のお花です。



ネモフィラ。葉も花も繊細だし、薄いブルーにアリンコみたいな雌しべ。目立つお花ではないけれど、初めて名前を知った時から好きになりました。

ギリシャ語の「ネモス(森)」と「フィレオ(愛する)」という言葉を合わせて「ネモフィラ」。森林に自生する花なのだそうです。

花言葉はいろいろあるようです。「私はあなたを許す」というのが詩的で好きです。



こちらはマーガレットでしょうか。少し小ぶりなようにも思います。

マーガレットは年を重ねるごとに木質化するので、花壇の一番端のアクセントとして植えました。大きく育ちますように。

花言葉はたくさんあって、「心に秘めた愛」「誠実」「信頼」「真実の友情」などなど。どれも素敵です。

私にとってマーガレットは、「義母が好きな花」という印象が大きいです。いろんな色があるけれど、たぶん義母は白が一番好きだと思う。



今の時季のこの場所は日照時間も少ないので、植えてすぐにすくすく育つわけではありません。忘れな草は、時期が少し遅かったかもしれないし。でも、5月にはきっとキラキラしてくれると信じています。

手前には、白い百合が背を伸ばし始めています。
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