古い鏡台をリメイクDIYしています。不要な棚を取って補強し、塗装をしたところです。
これまでの工程は
でしたが、今回は、最終回の仕上げ編です。
仕上げの作業内容
仕上げのための作業内容は【ヤスリがけをする】【椅子のシート部分の張り替え】 この2つです。今までペンキを塗ったら塗りっぱなしにしていたのですが、ヤスリがけをすることで、アンティーク感を出してみようと思います。
台にすっぽりと収まるボックス型の椅子は、使い勝手が悪いので、処分しても良かったのですが、せっかくなのでリメイクしてみました。
ヤスリがけで仕上げる
塗装後のヤスリがけといっても、全面細かく行うわけではなく、ちょこちょこっと。表面をならしてスベスベさせる他に、角を落とす感じで土台の色を少しだけ見せます。
大雑把に仕上げる方が、シャビーやブロカントな雰囲気に。
金属部分にはスポンジヤスリ
引き出しについている金具など、凹凸の多い箇所には、スポンジヤスリが便利です。紙やすりだと 400番ぐらいを使いますが、私は 3Mのスポンジヤスリ(スーパーファイン)を使いました。
まとめ買いだとお高く感じますが、優秀なので、持ってて損はナイと思ってます。
ぽってりと塗ったペンキを削って、金属が顔を出す。
ポイントは「最初からやりすぎない」こと。
お部屋全体の雰囲気を見て、ここだけ「ジャンクすぎ」にならないように気をつけます。
鏡の面にはスクレーパー
鏡の面は、本来マスキングで養生します。ですが私はマスキングを2辺しただけで面倒になり、鏡にマスキングせずに塗りました。そうすると、もちろん鏡のあちこちにペンキがつきますが、塗料を乾かした後に、スクレーパーで取り除きます。
鏡に傷がつかないように、優しくこすっていきます。
スクレーパーで取れない細かな点状の塗料は、紙やすりで優しく落とし、湿らした布で拭き取ります。
ついでに、鏡面についている古いシールも剥がします。
椅子のシートの張り替え
ボックス型の椅子からシート部分だけを取り外した状態。
もともとついているシートは合皮で、クッションも厚く、重たいイメージ。イメージだけでなく実際に椅子自体も重いです。
タッカー(留め具)を一つずつ外します。
詰め物のスポンジは、こんなふう。
スポンジを留めていたタッカーも外して、表面をヤスリで少しならします。
スポンジの代わりに、ウール100%の毛布を使用しました。
2枚重ねにしますが、1枚目は土台のサイズちょうどにカットし(写真)、2枚目はサイドも覆うようにします。
使ってるうちに毛布がずれることも考えられるので、一枚目の毛布は両面テープで軽く固定しています。
表の布は、生地の目が細かく丈夫なものを選びます。
私が選んだのは、ウィリアム・モリスの日本ライセンスの物ですが、もともとクッションなどのインテリア用品向けに作られた、綿100%のファブリック。
刺繍糸2本取りの手縫いで「まつり縫い」をしています。待ち針が打てないところは、両面テイプーを使いました。
底面には、フェルトの代用として、余った毛布の端切れをボンドで貼り付け。
これでボックス椅子は、完成です。
鏡台リメイクのビフォアーアフター
ビフォアー |
アフター |
ビフォアー |
アフター |
古い濃茶色も雰囲気があって良いですね。でも、やはり自分で手をかけた物というのは、より一層の愛情を感じます。
最近また部屋が散らかってきたので、小片づけしないといけませんね。
塗装した白い床も、いい感じに汚れてきました(笑)
ブログ更新についてですが、以前「毎週月曜」と宣言したけれど、私には「不定期更新」が合ってるみたいです。
楽しいことがあればたくさん更新したいし、なければ更新したくない。
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