鏡台のリメイク3:仕上げ編


古い鏡台をリメイクDIYしています。不要な棚を取って補強し、塗装をしたところです。

これまでの工程は


でしたが、今回は、最終回の仕上げ編です。

仕上げの作業内容

仕上げのための作業内容は【ヤスリがけをする】【椅子のシート部分の張り替え】 この2つです。

今までペンキを塗ったら塗りっぱなしにしていたのですが、ヤスリがけをすることで、アンティーク感を出してみようと思います。

台にすっぽりと収まるボックス型の椅子は、使い勝手が悪いので、処分しても良かったのですが、せっかくなのでリメイクしてみました。

ヤスリがけで仕上げる

塗装後のヤスリがけといっても、全面細かく行うわけではなく、ちょこちょこっと。

表面をならしてスベスベさせる他に、角を落とす感じで土台の色を少しだけ見せます。

大雑把に仕上げる方が、シャビーやブロカントな雰囲気に。

金属部分にはスポンジヤスリ

引き出しについている金具など、凹凸の多い箇所には、スポンジヤスリが便利です。

紙やすりだと 400番ぐらいを使いますが、私は 3Mのスポンジヤスリ(スーパーファイン)を使いました。


まとめ買いだとお高く感じますが、優秀なので、持ってて損はナイと思ってます。


ぽってりと塗ったペンキを削って、金属が顔を出す。


ポイントは「最初からやりすぎない」こと。

お部屋全体の雰囲気を見て、ここだけ「ジャンクすぎ」にならないように気をつけます。

鏡の面にはスクレーパー

鏡の面は、本来マスキングで養生します。ですが私はマスキングを2辺しただけで面倒になり、鏡にマスキングせずに塗りました。

そうすると、もちろん鏡のあちこちにペンキがつきますが、塗料を乾かした後に、スクレーパーで取り除きます。


鏡に傷がつかないように、優しくこすっていきます。

スクレーパーで取れない細かな点状の塗料は、紙やすりで優しく落とし、湿らした布で拭き取ります。


ついでに、鏡面についている古いシールも剥がします。

椅子のシートの張り替え


ボックス型の椅子からシート部分だけを取り外した状態。

もともとついているシートは合皮で、クッションも厚く、重たいイメージ。イメージだけでなく実際に椅子自体も重いです。


タッカー(留め具)を一つずつ外します。


詰め物のスポンジは、こんなふう。


スポンジを留めていたタッカーも外して、表面をヤスリで少しならします。


スポンジの代わりに、ウール100%の毛布を使用しました。

2枚重ねにしますが、1枚目は土台のサイズちょうどにカットし(写真)、2枚目はサイドも覆うようにします。

使ってるうちに毛布がずれることも考えられるので、一枚目の毛布は両面テープで軽く固定しています。


表の布は、生地の目が細かく丈夫なものを選びます。

私が選んだのは、ウィリアム・モリスの日本ライセンスの物ですが、もともとクッションなどのインテリア用品向けに作られた、綿100%のファブリック。


刺繍糸2本取りの手縫いで「まつり縫い」をしています。待ち針が打てないところは、両面テイプーを使いました。


底面には、フェルトの代用として、余った毛布の端切れをボンドで貼り付け。


これでボックス椅子は、完成です。

鏡台リメイクのビフォアーアフター

ビフォアー

アフター

ビフォアー

アフター

古い濃茶色も雰囲気があって良いですね。でも、やはり自分で手をかけた物というのは、より一層の愛情を感じます。


最近また部屋が散らかってきたので、小片づけしないといけませんね。

塗装した白い床も、いい感じに汚れてきました(笑)

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楽しいことがあればたくさん更新したいし、なければ更新したくない。

気ままなこのブログにお付き合いくださっている感謝を込めて、まだまだこれからも、どうぞよろしくお願いします☆
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