鏡台のリメイク2:塗装編


古い鏡台のリメイクDIY。今回も水性塗料を使ってペイントします。

使用する塗料は、毎度おなじみ『カインズ/ホワイティカラーズ/ピュアホワイト』。

塗装前の状態は『鏡台のリメイク1:木工編』をご参照ください。

下地塗料の代用に


鏡台の鏡を外した本体を、ひっくり返した図です。

ホワイティカラーズのピュアホワイトは多少の浸透性があるので、ダイレクトに塗ると、古いニスの色が浮き上がってくる可能性があります。

それを防止するためにも、一般的には下地塗料を使うのですが、私は代用品としてコチラを使ってみました。


アサヒペン/水星多用途ハイグレード/パールホワイト』です。


DIYのアルミサッシ塗装』で窓枠を塗ったのは、同製品の『白』でした。このパールホワイトは、以前にお試しで購入したものの、灰色味が強くて気に入らず、用途に困っていた物です。

ハイグレードは、屋外エクステリアにも使用可能、しかもツヤあり仕上げということで、古いニスの浮き上がり防止になるはず。

下地塗料を塗る


鏡台の台の板が、もともとツルっとした化粧合板なので、軽いヤスリがけ程度では密着感が弱い感じ。

でも、鏡台だから、ハードに使用するものでもないし、なかなかいい感じだと思います。


ただし、やっぱり少し、何かが浮き上がってきています…。仕上げ塗りでカバーできることを願って。


他の箇所も、下地塗料をサクサク塗っていきます。

本塗りは何度も重ねました


下地塗料は、使い古しの刷毛を使いましたが、本塗りは、塗装面が綺麗に仕上がるようにと、新しい刷毛を使用(一番上の画像の刷毛)。

刷毛についてのこだわりポイントは2つあります。

・持ち手に角度が付いている
・刷毛を留める部分が金属ではない

持ち手がまっすぐの方が見た目には可愛いけれど、引き出しなどの箱物塗りが多い私には、角度付きの方がだんぜん便利。

刷毛を留める部分が金属だと、ずぼらな私が刷毛を水の中に長時間放置していると、錆びます。白色塗料をよく使うので、錆び色が出ると、白の色も変わってしまいます。

刷毛は、使い捨てとまではいかないけれど、安価なものでもストレスなく使うのが、今のところのマイベスト。


それにしても、この古い鏡台、引き出しの底板が左右で歪んでいます。

古いものだからといって、すべてが「良いつくり」ではないんですね。逆に、昔の人でもこういうの作ってたんだと、ちょっと心がほんわりしますね。


仕上げ塗料のピュアホワイトは、4回ぐらい塗り重ねたでしょうか。こってりと。

私の最近のお気に入りは、取っ手などの金属部分も白く塗ってしまって、後からヤスリがけをすることです。

実は『タンスのリメイク:木工編』の続編である塗装編を、書き忘れていますー。

塗装はとっくに終わって、今はすっかり落ち着いたタンス。その時に、金属部分も塗装した方が可愛いと気がつきました。

それでは、『鏡台のリメイク3:仕上げ編』に続きます。
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