鏡台のリメイク1:木工編


今日は、祖母からもらった古い鏡台のリメイクを DIY します。

先日の『祖母部屋の大片づけ祭』から、私の持ち物となった三面鏡の鏡台。三面鏡って子どもの頃は怖かったんだけど、実は憧れてたのです。

この鏡台、50年以上前のものだと思う。アンティークとまではいかないけれど。

リメイク工程


この鏡台のリメイク内容は、大まかに分けると下の4つです。

  1. 右下の棚を取り外す
  2. 土台の背面に補強材をつける
  3. 汚れ除去とヤスリがけ
  4. ペンキで塗装する

今回は 1〜3 の作業風景を、いつものように、ゆるりとお伝えします。

1. 棚を取り外す


作業を始める前に、土台から鏡を外しておきます。


このシステム、素晴らしいですよね。鏡の方はずっしり重く、土台の方は気が抜けたみたいに軽い。分離させると一人でラクに運べます。


作業の前に、もうひとつ。気になるコンセント。


プラスドライバーで簡単に取り外すことができます。コードが邪魔になるし、使わないので外しておきます。


台をひっくり返すと、こんな仕組みになってる。


中の補強もべったり糊でくっついてる。これは難航しそうな予感…

予想通りの四苦八苦で、棚を外す作業風景の写真はナシ。

作業内容は、とにかく鋸で不要な箇所を切っていく。それだけ。

台の足となる両サイドの板が薄くて弱いので、マイナスドライバーと金槌で打ち取るのは不可。残しておく板が割れないように、少しずつ鋸で取っていきました。


糊でしっかり付いている角材は、無理に外さず残しておきます。いつかヤル気が沸き起こった時にでもと。この中途半端な感じが、いい味になることに期待。

2. 補強材をつける


右下の棚を取り去ると土台の脚が不安定になるので、背面に補強材をつけました。

作業はとても簡単。

1センチ厚程度の板切れを2枚、長さを揃えて切って、釘で打ち付けるだけ。


家にあった端材を使ったけれど、幅がちょっと小さかったみたい。


写真が歪んでるせいで、取り付け位置が歪んでるのか、そもそも土台が歪んでるのか、それとも部屋なのか、よくわかりません。計測はかなり正確にしたつもり。

3. 汚れ除去とヤスリがけ


拭いても取れない汚れがあるので、ヤスリがけをしながら除去します。

ヤスリがけも毎度のことですが、適当に傷をつける程度です。

ここで小さな問題発生。


問題は、やすった粉が赤い色だということ。

塗装に使う予定の塗料は『キャビネットに白いペンキを』『床のペンキ塗り』で使っている『カインズ/ホワイティーカラーズ/ピュアホワイト』です。

ホワイティカラーズは、つや消しマットで、少し浸透性があります。

だから、下地なしで直接ホワイティを塗ると、赤色が浮き上がってくる可能性大です。


「下地材」という面倒なものが嫌いなので、どうしたものかと考えていると、ナイスなアイデアを思いつきました。

つづきは次回。
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