プロポデンタルEXの効き目に驚いたので、詳しく紹介してみます。
以前は「デンティス」を紹介しました。あれから何度かリピートした後、「デンティス・ラウリル硫酸除去タイプ」を使い、またノーマルのデンティスに戻り、2ヶ月ほど前まで、たまたま道の駅で見つけた「エイゼル塩ハミガキ」を使っていました。
エイゼルは成分的にはとても良かったのですが、朝のすっきり感はデンティスの方が良くて迷いつつあった頃、絹製品でいつもお世話になっている「シルクふぁみりぃ」さんから、ブラジル産プロポリスエキスのサンプルをいただきました。
プロポリスは、蜂の巣の中にある、蜂が作った抗生物質のようなもの。
様々な効能が謳われていますが、中でも私が注目したのは「良い菌を残して悪い菌を退治する効果がある」ということ。本当だったらすごいですよね。
サンプルのプロポリスエキスを飲んでみたのですが。う〜ん、難しい。緑の樹液があちこちにつくのが面倒だし、毎日飲み続けなければ効果がないというのはネックです。
毎日摂る必要があって、殺菌効果があって、口に入るもの。
それなら、プロポリスの歯磨き粉があればイイんじゃない?
ということで辿り着いたのが、プロポリス健康増進会の「プロポデンタルEX」です。
プロポリス健康増進会を運営する会社、日本自然療法株式会社。
1984年からプロポリスの研究を始め、ブラジルに自社の養蜂場も抱えているとのこと。とても信頼感があります。
届いた商品が、きちんと密封されていることにも安心感があります。
磨き心地
泡立ちは少し控えめです。
歯磨き後のすっきり感は、意外にも、そこそこあります。
塩歯磨きと違って、一般的なミント系の歯磨きを少し弱くしたような味です。
生薬モノやマイルド系の歯磨き粉よりも、しっかり磨ける感じがします。
プロポリスの匂い
プロポリスには、言葉に表し難い独特な匂いがあります。
プロポデンタルEXには、このプロポリスの匂いがきちんとあります。
私も主人もプロポリスの香りが好きなので、匂いがある方が、しっかりエキスが入ってる感じがして嬉しいです。我が家の洗面所は1階の奥まった所に在るのですが、誰かが歯磨きをしていると、2階から階段を降りている途中からすでにプロポリスメルが漂ってくるほど。
歯磨き粉自体も、プロポリス色をしています。
効果・効能
本品に記載されている効果と効能は
「歯肉炎・歯槽膿漏の予防」
「むし歯の発生及び進行の予防」
「口中を浄化・爽快にする」
「口臭の防止」
「歯を白くする」
とあります。
私は、歯槽膿漏に悩んでプロポデンタルを選んだわけではないので、そこのところは全く期待していませんでしたが、使用開始から1週間ぐらいで変化がありました。
歯と歯の間の歯茎の山が、もともと丸くちょっと腫れているような形だったのに、どんどん細くなって、キリッと美しい鋭角になったのです。
この効き目は本当に驚きです。キリッとしすぎて、歯茎が痩せてしまったように見えるほど。試しに、エイゼル塩ハミガキに戻してみると、また歯茎は丸くなりました。
むし歯に対する効果については、私は歯医者さんで治療済みなので、今のところ、よくわかりません。
口中を浄化・爽快にする効果は、冒頭にも書きましたが、すっきり感が得られ、気持ち良いと感じます。
歯磨き嫌いの夫は、プロポデンタルに変えてから、夜の歯磨きをきちんとするようになりました。
口臭についても、近年はあまり気になるほどではなかったため、日中の口臭に対する効果のほどは比較できませんが、朝目覚めた時の口臭予防効果は、ちょっと気になるかな。なので、口臭予防については、デンティスに軍配。
私は喫煙者のため、歯を白くする効果にちょっぴり期待していたのですが、明らかな効果は感じられませんでした。
白くというより、なんとなく緑っぽくなった気がします。部分入れ歯の母も、同じようなことを言っています。原因は、プロポリスの色素のせいなのか、着色剤のせいなのかはわかりません。
ただ、確実に、歯ブラシは緑っぽく変色します。プロポリス健康増進会が推奨する歯ブラシは比較的変色しにくいですが、それでもやはり変色します。それほどの色素力。歯に色素がついても何ら不思議ではありません。
減り具合
「歯ブラシに1.5〜2センチ」
「80グラムのチューブを1ヶ月に1本」
これが効果を確実に得るための推奨使用量です。
私はもともと、歯磨き粉の使用量はちょびっとです。
主人は、CMぐらいたっぷり派です。
9月24日から二人で1本を使用開始して、今日11月11日現在、もうなくなるか?まだあるか?というところです。
つまり、推奨使用量を使ってないってことになりますネ。ごめんなさい。
医薬部外品です
医薬部外品という表記が何を示すのか、実は最近まで全く知りませんでした。
医薬部外品の他に「薬用」という表記もありますが、ほぼ同じ意味です。厚生労働省が認可した効果のある成分が、一定の濃度入っているということ。簡単に言うと「ちょっとだけ薬が入っています」という意味。
プロポデンタルEXの添付書を見てみると「イソプロピルメチルフェノール」が薬用成分です。これが、殺菌効果を認可されている成分ということになります。
もう一つの薬用成分に「酢酸トコフェノール」があります。こちらは、血行を促進させる作用が公認されていることになります。
肝心のプロポリスは、どのように記載されているかというと・・
「抗酸化剤」と表記されています。
そのあとに続いて「健康食品として‥‥」といった説明もあることから、プロポリスの効能は認可されておらず、添付書への記載も難しいようです。このような書面にはルールがあり、どんなに口コミで効果が広がっていても、記載できないことがあるのです。
残念ながら、プロポリスの素敵な特徴「良い菌を残して悪い菌を退治する」効果は、殺菌成分イソプロピルメチルフェノール様によって、抹殺されてしまうと考えられます。
強い殺菌性を持つ「フッ素」が、プロポデンタルシリーズに入っていないということで、すっかり安心していた私ですが、殺菌作用をイソプロピルメチルフェノールにお任せするのであれば、プロポリスの存在意義が薄らぐ気がします。
もちろん、長年研究を重ねてきた会社の製品ですから、その辺りの調合は厳密になされていると思います。でも、プロポリスに過剰な期待を寄せている私にとっては、ちょっとがっかりポイント。私にとってはデメリットです。
お口の中を強力に殺菌し続けることが本当に良いことなのかどうか、疑問が残ります。
でも、たとえば「毎日毎日歯槽膿漏や歯肉炎で悩んで重いストレスを抱えている」という人は、実際におられますよね。
私の母も、どちらかというとその口で、「ひきしめ生葉」という歯磨き剤を2年以上使い、かなりマシになったと言っています。生葉からプロポデンタルに変えて、いま気に入って使っています。
私も、もう少し歳を重ねて、歯槽膿漏が気になりだしたら、薬用成分の入った歯磨き剤を手放せなくなるかもしれません。
歯槽膿漏は口臭にも繋がるようですから、なるべく予防できる方が良いです。
歯磨き粉は消耗品ですので、買って損したとはあまり思いません。満足いかなくても使いながら別のものを探すのが、また楽しかったりします。でも、気に入ったものを見つけて、安定して使い続けたいなとも思っています。
満足行くもので定めたいのか、探す途中が楽しい旅なのか。
自分でもよくわからないけれど、確かなのは、旅は楽しい方が良いってこと。
ご参考になれば幸いです☆