サンゲツのUVカットガラスフィルムGF-104が気に入ったので紹介します。
私が選んだガラスフィルムは↓こちらです。
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サンゲツのガラスフィルムには、いくつか種類があるので、どれを選ぼうか迷います。何を基準に決めれば良いのか、素人には判断が難しい。
・紫外線A派がカットできること
・青みがかったりしないこと
私が欲しいのは、UVカットがキチンとできて、透明度の高いもの。
サンゲツさんへ問合せメールを夜遅く送ったら、翌朝早くには返信があり、「透明度が一番高いのは『GF-104』」という回答を戴きました。
当初、飾りガラスにも貼る予定だったので、外張りできるか調べてみると、このGF-104は内張り専用ということが判明して、外張りも可能なUVカットフィルムは『GF-105』だとわかりました。
もっと細かく言うと、なんとか率が何%とか、数値がいろいろあるんだけど、よくわからなかったので、サンゲツさんのアドバイスを信頼して、『GF-104-1』を購入したのです。
UVカットガラスフィルムを張る理由
え?もうすぐ冬だけど、UVカットフィルムなんて、今さらなぜなぜ?
という理由を簡単に簡単に説明をすると・・
女性が気にする「紫外線」には、A波とB波があって、日に当たって肌表面が単純に黒くなるのはB波の影響で、A波というのは肌の老化を促進させてしまうそうなの。しかも「紫外線」の8割がたが、この紫外線A波なんだとか。
真夏が過ぎ、紫外線対策も疎かになりがちな秋冬に「傾いた陽が窓から入ってあったかいな♪」なんて思っている間にも、肌の老化が進んでしまうなんて、できるかぎり避けたいものです。
今回貼ったのは、自室の南の窓ガラス。上のガラスは透明で、下のガラスは凹凸のある模様ガラスになっています。半分に分かれているので、初めての素人にも貼りやすいかなと・・侮ってました。
用意するもの
1. 「ガラスフィルム」 お好みのもの
2. 「スクレーバー」 ガラスの汚れを落とすため
3. 「ワイパー」 水分を取り除くときに使う
4. 「スキージー」 フィルムを貼るためのヘラの役割
5. 「キッチンペーパー」 ガラスにホコリが付きにくいので
6. 「台所用中性洗剤」 なんでもOK
7. 「水」 洗剤と混ぜます
8. 「霧吹き容器」 まんべんなくガラスに吹きかけられるもの
9. 「カッター」「定規」 貼ったフィルムをカットするときに使います
作業のために100円ショップで買い足したもの。洗剤を吹きかけるためのスプレー容器と、洗剤を落とすためのワイパーと、スキージーの代わり。右上の三角のは、結局使わなかったです。
洗剤の割合は適当で良いっぽい。スプレー容器に水を入れて、台所用中性洗剤をチュチュッと入れて、シャカシャカ混ぜておきます。
はじめは窓ガラスの掃除から
ガラススクレーバーを買うのはもったいないので、普通のスクレーバーを使いました。薄めた洗剤を吹きかけて、弱めの力で擦っていきます。この作業で、タバコのヤニも落とせるんだって! ジャリジャリという音がしなくなったらOK。
ワイパーで洗剤を落としていき、キッチンペーパーで仕上げ。このお掃除を、2・3回繰り返して、ガラス面を完全に綺麗にします。
フィルムを貼ります
肝心の貼り付け作業。一人で作業していたため写真を撮ることができませんでした。
ガラスフィルムを、貼るガラス面より3〜5センチ大きめにカットして、窓ガラスに洗剤を吹きかけ、ガラスフィルムの裏紙を剥がしながら、フィルム裏面にも洗剤を吹きかけ、ガラス面にペタっと貼ります。
フィルムをカットする大きさは、大きすぎると窓枠などにくっつく面も大きくなり、とても貼りにくくなります。上下左右それぞれ3センチ余分に取れば十分。
「裏紙を剥がしたら、どちらがフィルムでどちらが裏紙かわからないんじゃない?」と、始める前は不安でしたが、剥がしてみるとすぐにわかりました。フィルムの方は裏面に粘着性があるからです。油断してるとどこにでもくっつきます。
透明のガラスフィルムを両手に持ち、四苦八苦している姿を外から見ると、パントマイムでも練習してる人に見えてたかも。
ガラスフィルムのレビューや評価を読んでいて「気泡がいっぱい入った」なんて書かれてあるのを見ると、「いやいや〜不器用なだけでは?」なんて、自信あり気な私でした。しかし、実際に貼ってみると、なかなか難しい。
洗剤の量が多すぎたり少なすぎたりするし、余分な周囲のフィルムが、サッシに張り付いて難儀しました。
小さな気泡、いっぱい入ってしまいました。
気泡を抜いてる時に、ヘラの角でフィルムに傷が。
大きな気泡もちらほら。
定規を当てて2ミリ内側でカットっていうのがまた難関。手持ちの定規の厚みは1ミリなので、押し当て過ぎるとパッキン部分が凹んで内側カットになりません。フィルムが裂けちゃったところもありました。
こんな感じで、さすがにプロが仕上げたガラスフィルム加工には程遠いけれど、掃除をきちんとすることと、スキージーで気泡を抜くことさえすれば、ガラスフィルム代だけで、UVカット効果が得られます。
築30年以上の我が家は、どの大窓も『GF-104-1』(97㎝幅)で収まります。これが、南の窓全部とかになると、10メートルでは収まらないでしょう。もっと幅広の窓だと、値段も比例して高くなります。
どこかのサイトで見た価格は、工賃+フィルム代で、1メートルあたり一万円ちょっとでした。フィルム自体の価格の定価はそこそこしますが、私がチェックしたネット価格の平均相場は、1メートルあたり千円ちょっとです。
窓の掃除や霧吹きは、子供さんと一緒に作業しても、きっと楽しいですよね。
私はソロ作業でしたが、やりがいがあって、とっても楽しかったです。
ただ、作業中の1時間弱ぐらい。ずっと顔面に紫外線を浴び続けたことだけが無念。
でもね、ガラスフィルムをピタッと貼り付けた瞬間、顔に当たる陽の光が和らいだように感じたのです。貼った瞬間から効果を実感できるなんて期待してなかったので、良い買い物ができたなと嬉しく思っています。
ここで問題です
この4つのガラスの中に、一つだけフィルムを貼ってないガラスがあります。
どーれだっ?
正解は・・
左下でした!
余ったフィルムで、ちょうどここのガラス3枚分取れたので貼ってみました。階段上の北の窓なんだけど、照り返しでも紫外線は入ってきますから。左下のガラスは、ビワの葉っぱが隠してくれてる。
上がフィルムを貼ってるガラス。下がフィルムを貼ってないガラス。ほぼ透明です。家族の誰も、貼ったことに気づいていません。明るさは変わらないのに、紫外線だけカットするなんて、ホント不思議です。
一番難しかったのは、角をカットすること。写真で拡大して見てわかったけど、ココ、角が切れてませんネ。
紫外線が老化を促進するなんて説は、化粧品会社の宣伝なのかもしれないけれど、もしも本当だったら、なるべく早く防いだ方が良いと私は思う。
10年先に現れる影響のことなんて、自分の子供にはきちんと紫外線予防をしてあげたいと思う。
もちろん、UVカットフィルムは、家具や畳のヤケ防止にもなる。
サンゲツのガラスフィルムシリーズには、日照調整機能のあるものや、目隠しタイプなど、様々な種類があります。
今回使用した『ガラスフィルムシートGF-104 』は、紫外線(UV-A、UV-B)を99%以上カットするUVカット機能の他に
・ガラス飛散による二次災害を軽減する飛散防止効果
・紫外線に向かって進む習性を持つ昆虫を寄せ付けにくくする防虫忌避効果
・清掃などでフィルム表面が傷つくことを抑制するハードコート仕様
という機能を合わせ持っていて、夜の窓ガラスに昆虫が寄ってくるのが苦手な私にはもってこいなのです。
ネット購入の注意点としては、サンゲツガラスフィルムを検索して、品番が500番台のものとかは旧版のものです。今現在、サンゲツのHPに掲載されている新しい商品は、GF100〜200番台が品番となっています。
旧タイプの性能は詳しく見ていないけれど、新しいものと価格がそんなに変わらなかったので、私は迷わず新しい方を選びました。
そうそう、今回の作業をしてわかったことは、窓は布で拭いて掃除するもんじゃないなってこと。薄めた台所用洗剤とワイパーとキッチンペーパーがあれば、自分史上最高の窓ガラス掃除ができます。
新聞紙のゴミの山に囲まれて「はたしてこれは本当にエコなことだろうか・・」なんて悩む必要がなくなりますし、時間もそれほど掛からず簡単。ガラス専用洗剤や、ガラス専用スポンジなんて、買う必要がなくなり、掃除用具置き場もスッキリとします。
それにワイパーは、車のお掃除にも使えますね。乾いた面にワイパーすると傷がつくので、くれぐれも、薄めた洗剤をつけるのを忘れずに☆
最後に、参考にしたサイトと動画を載せておきますね。
→ プロが教えるガラスフィルムの貼り方
→ youtubeURL https://www.youtube.com/watch?v=VYib_m3VpYU
→ youtubeURL https://www.youtube.com/watch?v=B3RqN-r3hqQ
長々とお付き合いくださり、ありがとうございました☆