
アルクティカ。2年前から欲しかった 26㎝プレート。1枚千円以上するお皿なんて、今まで買ったことなかったです。
この夏、誕生日のお祝いに、母からプレゼントしてもらいました。といっても、販売実店舗が見当たらないので、楽天で私が注文したのだけれど(笑)
今日はレビューはさておき、このお皿との出会いについてなど、のんびり綴らせていただきます。

「フィンランドのアラビア」といえば、日本では映画『かもめ食堂』で使われている『24h アベック』が有名です。
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他にも有名なのは、雑貨好きならきっと誰もが一度は目にしたことがあるコチラ↓

上の写真のムーミンマグは、2年前の夏にユーラシア大陸を横断した時、フィンランドでお世話になったヘイッキさんの家で撮ったもの。


その理由はこのプレートにあるのかしら?と思って、お皿をしげしげと眺めていた私に「我が家の食器はぜんぶアラビアで揃えてるんだよ」とヘイッキは教えてくれたのです。
フィンランドといえばイッタラが超有名なんだけど、ヘイッキは「アラビアの方が好き」なんだって。理由は聞いていないけれど、私はヘイッキが大好きなので、アラビアのことも大好きになりました。

ところが、楽天ではすぐに見つかりました。中でも私が購入した『よろずやマルシェ』さんは、4900円以上だと送料無料で、0のつく日はポイント5倍。
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尚、残念ながら刻印は新しいデザインでした。

でも、目立つ気泡などなく、4枚とも美しいプレートでした。
話は逸れますが、実はアラビアはイッタラグループの傘下なんですって。
フィンランドでは、イッタラのショップがそこかしこにあり、スーパーみたいなお店にもグラスなどがワゴンに入って売られていましたよ。日本での扱いとの差に私は驚きました。イッタラは高価なブランドだと思っていたので。

さすが知的先進国の老舗ブランド!と満悦したのも束の間。表の青いロゴシール(トップ画像の)は、剥がすと粘着剤が残りました。こういう時、私は消しゴムで取る派です。
ここからまた話はヘイッキへと脱線します。

拡大して見てもらうとわかるんですが、棚の一番下の段も水切りできるようになっていて、密閉棚ではないのです。
「洗ったお皿をクロスで拭いて棚へ仕舞う」これが「洗い物」の一連の作業。ロシアから北欧・西欧の家庭では、たいていそうでした。
日本の我が家では「洗ったら暫く放置して乾かす」「乾いたのに気がついた人が棚へ仕舞う」という感じ。

先ほどの『よろずやマルシェ』さんで取り扱いのあるプレートサイズは【17㎝】【20㎝】【23㎝】【26㎝】ですが、こちらは20㎝かなと思います。

なにこれ、この卵焼き。可愛い!
これもそれもなにもかも、アルクティカのプレートの上にあるからでは? と、あらためて写真を眺めて、そう思います。

仕事で日本を何度も訪れたことがあり、日本語を少し話すのですが、口癖は「ちょっとまって!く・だ・さーい」でした。

ちょうど、サンタクロース村には「Arctic circle(北極圏)」の境界線があります。
Arctic circle の文字を見ておわかりの通り、アルクティカ(ARCTICA)は「北極圏」を意味しているんですね。Weblioによると「小惑星帯に位置する小惑星」という意味があるのだとか。
フィンランド語は世界で一番難しい言語と言われています。ARCTICAが意味することって、日本人には想像できない世界観なのかもしれません。

うん。本当は、日本製の白く美しい食器を揃えたいと思ってるんだけど、なかなか出会いがないのです。それに日本製で良い物といったら、数倍の値が張りそうだもの。
でも逆に、いま自分が日本製で愛用している物を、フィンランドの友人がすごく気に入って集めてくれたなら、めっちゃ嬉しい。
次に欲しいアルクティカシリーズは、コーヒーカップ&ソーサー。150mlは、まさに今欲しいベストサイズ。
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プレゼントにするなら一度自分の家に送ってもらって、割れがないかをチェックしてから、包装して贈るのが良いと思います。
「白いお皿」が嫌いな母も、アルクティカのオフホワイトだけは「この色いいね」と気に入ってくれています。