インド映画って「馬鹿げていて必ず踊る陽気モノ」ってイメージがあり、とっつきにくく興味も無かったのですが、この映画『きっと、うまくいく』は、私のそんな概念を覆した、主人にもおすすめしたい映画です。
2009年に公開されたこの映画の原題は『3 Idiots』
邦題の『きっと、うまくいく』は、劇中に何度も出てくる言葉
「Aal Izz Well」(アール・イズウェール)の訳語。
したまちコメディ映画祭(したコメ)では『3バカに乾杯』というタイトルで上映されたとのこと。私は『きっと、うまくいく』という邦題が、ぴったり好き。原作は、インド人作家のチェタン・バガットが2004年に発表した処女作『Five Points Someone - What not to do IIT!』ですが、翻訳本は出ていないそう。ぜひ読んでみたいです。
Yahoo!映画のレビューでも高評価なので、ストーリーはそちらをご参照に。映画の言語は、英語とヒンディー語です。
主人公・ランチョー役のアーミル・カーンは男前だし
恋人ピア役のカリーナー・カプールはキュートな美女だし
インド映画独特の極彩色感はそこそこ控えめで
愉快痛快ホロリありの、鑑賞後の気分が爽快!
この映画が、インド国内で映画史上一位を記録したということを考えると、インドという未知の国に親近感が沸いてくる。
近年ハリウッド映画のように暗黙難解なメッセージを含まず、ヨーロッパ映画のような美しい叙情性もなく、『きっと、うまくいく』の単純明快さが苦手な人もいるかと思いますが、感動できる。私は好きです。
参照URL
ウィキペディア:きっと、うまくいく
一条真也の新ハートフル・ブログ 「きっと、うまくいく」
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