*参考書*
イギリス人ガーデナーに学ぶ小さな庭づくり―ラッセルさんのイングリッシュガーデン講座に掲載されている水苔ハンギングの作り方を参考にして、ハンギングバスケットに挑戦してみます。
用意するもの
- ポット苗(ポーチュラカ・ローズの3号)
- 小さなワイヤーラック
- 水苔
ハンギングの作り方
ポットから苗を外して、かごに合わせて外した黒ポットをカットします。
ポーチュラカの育て方は「簡単」で「日当たりを好み乾燥に強い」そうなので、土スペースの少ない小さなハンギングにぴったりかなと。開花期は6~10月。
水苔を用意して、30分ほど水に浸けておくと、こんな感じに広がります。
底から少しずつ水苔を敷きつめて、その上に、カットした黒ポットを載せます。
側面にも水ごけを載せます。壁を作るような感じです。
そこへ、根鉢をいくらか崩した苗を詰めていきます。
ビニール底の上には少し培養土を入れ、根鉢と水苔の間にできた隙間も埋めて、完成したらお水をあげて、しばらく日陰で休ませてあげます。
置き場所
家は借家なので、ネジや釘が打てません。唯一みつけたハンギング場所が、玄関先のこの場所です。(たぶん表札をかけるための)ネジがついているところに hang on!
目の位置より上にあるので、先ず水ごけに視線が・・もじゃもじゃ。かわいい。水苔の水分で、壁にカビが生えたり、劣化して壁の塗装が剥がれたりしてはいけないので、カゴの背面には水苔を入れずにビニールポットが当たるようにしてみました。
水苔のこと
そういえば昔、使い方なんて知らないけど可愛いからって理由で、水苔を買ったことがあります。そんな時もあったことをすっかり忘れていたけれど、水に浸けた水苔を触っている時に思い出して、今見てもやっぱり可愛いし、気持ちいいし、愛しくなっちゃうなと、あらためて思いました。今回使用した水苔はチリ産で、ホームセンターで購入したものです。少量でよいからと、100円ショップも覘きましたが、近所のダイソーには置いていませんでした。近所で水苔が売ってない場合はアマゾンで買えるのかな?と思い、探してみたら、こんなステキな水苔の存在を知りました。生産者さん推奨 NZ産ミズコケ特上 150g
特上品ってなになに?!と思い、商品ページの他の写真を見てみると、なんかもう、ひとつひとつがしっかりとした苔。両手で水苔を持った写真なんて、本当にうっとりしてしまいます。水苔ってどんなふうに生えているんでしょうね。このニュージーランド産特上水苔の販売者である赤平オーキッドは、北海道でも最大規模の胡蝶蘭生産・販売をしている会社です。胡蝶蘭のような植物のための特上ですから、きっと選りすぐりの水苔に違いありません。胡蝶蘭と水苔の関係について調べてみると、知恵袋にこんな素敵なアンサーがありましたので、最後にご紹介しておきますね。
「水苔の良さ」
(1) 通気性に優れている。
(2) 保水性が良く、毛細管現象等で水分が均等化される。保水性が良く毛細管現象等で行き渡りますので肥料も同じ事が云えます。
(3) 水苔酸が腐敗を予防する。
(4) 植込みの硬さで乾き具合が調整出来る。 硬く植えると早く乾きます、柔らかく植えると乾きにくく成る。この性質を利用 して、水の好きな種と乾燥気味を好む種と水やりが分けやすく成る。
(5) 色々なややこしい雑菌等が極少ない。
(6) 古い水苔は観葉植物等の植込み材料に腐葉土的に利用出来る。 また、処分は可燃物として処分出来る。
=Yafoo!知恵袋より=
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