低温やけどから1年後


引越したこともあり、昨年6月を最後に皮膚科へは行っていません。


初めに処方された塗り薬の効きがイマイチという先生のご判断から、もう少し強めの塗り薬を新たに処方して下さり、暫くの間はちゃんと塗っていたのですが、どちらもステロイド系ということをネットで調べて知り、面倒なのも合間って、処方から1ヵ月も経たないうちに、塗るのを止めています。以降とくに問題もなく、皮膚科へ通うことも無く、今に至ります。ヤケドを負った日に、金属製の古い萬年湯たんぽを退去させて、以前から欲しかった陶器製の湯たんぽを注文し、それからずっと使用しています。通院最後の日に「あとは様子見で大丈夫ですが、なにか気になることがあったら皮膚科へ行って下さい」という言葉を聞いたので、私は信頼しているその先生に、堺市内で信頼できる皮膚科を訊ね、東皮膚科という名前を教えて戴いています。

火傷の問題は、表面ではなく深度が重要のようです。一度負ったヤケドの傷跡は、半年~1年程でケロイドのように膨らみ、皮膚色が濃くなった部分は、ほぼ戻らないと言われています。昔から「女の子は痣を作ってはいけないと注意されて育つ」と言われていますが、それは、医学的に見ても女性は痣(アザ)が治りにくいからだと、形成外科もされている久志元先生が教えてくれた時、なぜだか涙が出そうでした。私は、そんなふうに言われることも大事にされることもなく育っているので、未来の子には、このことをきちんと伝えたい。

肩こりや腰痛や膝痛なんかの生活習慣からくる痛みと違って、瞬時に物理的に出来た怪我は、早急で適切な処置が大切です。私の低温火傷の場合、適切な処置を受けるのは(アロエに頼ったりして)遅かったけれど、そのまま放置せず、思い切って皮膚科へ行ってみて良かったです。自分では、酷い跡が残ったと思っていましたが、友人に見せると「話から想像していたより酷くない」と言ってもらえて、なんだか安心しています。


さて、低温火傷で検索して、すでに他の低温やけど記事をを覘いて下さているかたは、患部の写真が無いことにガッカリされたのではないでしょうか。私も、火傷当初は、自分の症状に似た写真のあるサイトやブログを探しました。すると、どれもだいたい自分と似たようなグズグズの症状で、アップで患部だけを見ていると気持ち悪くなるし、絶対に乾かしてはいけないと先生から注意されているので、写真をモタモタ撮っているうちに乾いちゃったらいけないし、写真を撮るの面倒だし・・などの理由から、写真を載せていませんでした。

2014年2月20日に低温火傷になり、3月19日に壊死した部分を切除。
写真は今日、2015年1月7日の、右足のふくらはぎ内側にある火傷跡です。



毎年この季節は脛(すね)がカピカピに乾燥しますが、この傷跡部分は、さらに潤いが足りていないようで、シワシワになっています。ワセリンは保護剤だし、椿油は油分だし、本当に良い保湿剤ってあるのかしら。

次は1年後ぐらいに、傷跡報告しようと思います。まだまだ寒い日が続きますので
しあわせ湯たんぽライフを過ごせますように☆



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