IKEAの椅子をリメイク


イケアの椅子って海外サイズ。だから、座り心地を良くするためにリメイクします。

IKEA のダイニングチェアセット JOKKMOKK(ヨックモック)。写真左がその原型です。

テーブルのリメイクについては『IKEAテーブルのリメイク完成』で書きました。その前から少しずつ椅子をリメイクしていたことを、今回はまとめてみたいと思います。

リメイクしたところ


イケア椅子をリメイクした箇所は

・座る面の角を丸くする
・背もたれの高さを低くする
・全体の色

この3つです。角ばってキリッとしたイメージから、丸みのある優しい印象に変えて、グッと座り心地を良くしました。

座る面の角を丸くする


座面の前辺の両角が角ばっていて気になるので、少し丸みをつけます。

最初に、糸鋸で大まかなラインをカット。


こんな風に切ってしまうと、後で丸みをつけるのが大変なので、最初から丸くカットしておきましょう。そのためにも糸鋸が便利です。


カットした後は、棒ヤスリで整えてゆきます。


家中のあちこちから集めた棒ヤスリ。『片づけの魔法にかけられて』で左二本を処分したよ。鉛筆の隣にある平棒は、見た目もヤスリやすさも優秀。

棒ヤスリでシルエットが決まったら、紙ヤスリで仕上げてゆきます。


座面後ろのちょっとした出っ張りも、角を落とすように丸めにしておきます。

背もたれの高さを低くする


背もたれ部分の横木が3段あるところを1段ぶんカットして減らします。

ここでも糸鋸の登場ですが、ここは普通の鋸でもOK。

先と同様に、棒ヤスリや紙ヤスリを使って丸みをつけて仕上げます。

背もたれについているネジ


一番上の横木はネジで固定されています。なので本当はカットした後の2段目の横木部分にナジ穴をあけてネジで固定しなければなりません。でも、穴をあけるのが難しかったので私は省略しました。ちょっと頼りないけれど、乱雑に扱わない限り、ネジがなくても問題なく椅子として使えています。

あると便利な道具


それは、カンナです。棒ヤスリはあくまでもやするものなので、ヤスリだけで形を作ろうとすると時間がいくらあっても足りません。でも、カンナがあると、グッと自由度が上がります。私は家にたまたまあった一般的な大きさのカンナを使いましたが、もう少し小ぶりの物が欲しいなと思います。

全体の色


JOKKMOKK の色については『IKEAテーブルをリメイク中』で詳しくお話ししましたが、あらためてこうして写真で見ると、かなりの変色度合いです。

元の色を失ったニスが、経年日焼けで赤く変色したのが写真左の椅子。座面の周囲の白っぽい部分がこの木の本来の色です。


4脚組の椅子のうち、一つ目は『BRIWAXを合板に塗装する』でおなじみのブライワックスを使いました。先ほどの写真の左側がジャコビアンで仕上げた色です。


こちらは元のニスを全て剥がして、ブリティッシュビーズワックスを塗っています。


引き戸の滑りを良くします』でも活躍してくれるこのビーズワックス。塗ってすぐは木肌が濡れたような色になりますが、浸透して乾くと木肌色に戻るのです。(このビーズワックスを置いている写真の椅子は、ジャコビアンの椅子)


ブライワックスも、ビーズワックスも、木目の間にも浸透させるには歯ブラシが便利。

3脚目は『キャビネットに白いペンキを』から愛用して2缶目を購入した、カインズのホワイティカラーズ・ピュアホワイトを塗る予定。

4脚目はベランダで雨ざらしにしています。そうしておくと、ニスが剥げて、木が割れてきて、古ぼけた風合いが促進されるのです。

おわりに


もう一つ調整したいポイントは、椅子の高さです。

4脚目の雨ざらし椅子は、すでに5センチほどカットして、座り心地は良くなっています。ですが、テーブルの高さとの兼ね合いがあり、お裁縫がしやすいかどうかのバランスは、まだまだ考えなければなりません。

そもそもテーブルの高さが合っているかどうか? ということの検討も今後の課題。

でも、座り心地が良くなった上に、4脚ある椅子のひとつひとつ、それぞれの個性が出てきて「今日はこの椅子に座ろう」とか思うたったそれだけのことでも楽しい。

これは本当に、私だけの密かな楽しみです。
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