
自分にとっては「すごくスッキリ!」と感心するような片づけでも、普段から片づけに興味のない人にとっては何の気づきもないものです。
自分のための片づけだから仕方がない。でもちょっと悲しい。
では、それを逆に利用してみよう!
ということで、こんな物を片づけてみました。
夫の趣味の空き缶
片づけた場所は、カーテンレールのボックスカバーの上です。「カーテンボックスが物置化」って「古い家あるある」かな?

ここの置いたら?と提案したのは私だったのですが、掃除が面倒で。
埃だらけなんです!泣
取り去った空き缶は、ダンボールに入れて、押入れの夫専用スペースへ。

勝手に片づけた後の夫の反応
お昼間に片づけて、夜帰ってきた夫、その反応は…気づきませんでした!
予想通り。
我が夫は、鏡の位置を変えても気づかない。デスクトップの位置を変えても気づかない。つまり、インテリアとか、使い勝手とか、気にしない人なんです。
このタイプの人は珍しく、多くの場合は怒られると思いますので、判断には注意が必要です。
「すっきり暮らしたいけど自分で片づけるのは面倒」という人と暮らして居る場合のみ有効です。
他にも、こんな物を片づけてみました 。
記念に飾っている額縁

フィンランドの地方新聞に載った記念に、貰った新聞を額に入れて飾っていました。
新聞の一面を飾るなんて、一生に一度あるかないか。記念を飾るとか、普段しないこと、してみようと思って。
夫も飾ったことをすごく気に入っていたのですが、辛かった旅のことを立派な額に入れてみても、なんだかな。
ということで外しました。

でも、これも気づかれなかったんですよね〜。ホント不思議。
人生、何を見て生きているのか。自分のことを世界で一番よく知っている人であっても、分からないものなんですね。
おわりに
「片づけ=家族のものに触れるな」という絶対的なルールがあるように感じますが、「 片づけて良い場合もある」例を紹介しました。ポイントは「あれ、どこいったの?持ってきて!」と言われた時に、すぐ取り出せるよう、保管場所をきちんと把握しておくことです。
あと、裏技ですが「ずっと保管していて本人が気づかないようだったら処分する」という方法を、義母から教えてもらいました。
これは、物をたくさん持ちすぎて自分の持ち物を把握できていない家族に有効な手段です。
私は、同居の実母が居間や台所などの共有スペースに散らかしている物に、この方法を随時適応しています。
ささやかですが、私が片づけても家族に気づかれなかった物をご紹介しました。
今日の片づけの小さなヒントになれば幸いです。
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TIDY UP