古い木製キャビネット。白く塗装して、脚台を取って、とても素敵になりました。
ここまでの長い道のり
1 ⇒ キャビネットに白いペンキを
2 ⇒ キャビネットの脚台を撤去
3 ⇒ 合板から角材を剥がす
4 ⇒ コルクシートを利用する
お付き合いありがとうございます。
最初に構想を始めてから、本当に長い月日でした。作業自体は3日ほど。ん?もうちょっとかかったかも。
ビフォアー写真はこちらに少し ⇒ 家族のアルバムを整理する
それでは、生まれ変わったキャビネットさんをご紹介していきます。
空っぽの状態だと、全体像はこんな形です。
コルクシートは厚みがあるので少し浮いて見えますが、白く塗ったのは正解でした。
右下には引き出しが2段入ります。引き出しの滑りを良くするために、ブリティッシュビーズワックスを塗る。
参照 ⇒ 引き戸の滑りを良くします
カインズの塗料も浸透性があるのでしょうか。引き出し裏に書かれていた文字が塗装&乾燥後に浮かび上がってきました。アレスエコクリーンと性質が似ているのかも。
参照 ⇒ 漆喰のような白いペンキ
引き出しの両端にもビーズワックスを塗ります。乾燥させているあいだ、次に進みます。
中央左2段のうち、上段には本を並べるので塗料が剥がれやすい。だから、白い紙を敷いておく。少し浮いてるけど、本を置けば大丈夫。
ほら、こんなふうに。左側にも紙を敷いています。右下の箱にはマスキングテープ。その下の小箪笥はスタンプ入れです。
最初の引き出しのワックスが乾いたら、磨いてセット。内底には、好きな絵柄をA3用紙で白黒(10円)コピーしたものを敷いてみる。これはウィリアム・モリス のデザインです。
この引き出しはミシン糸入れ。ということで、糸を整理していると・・
17年前に買ったミシン糸の芯が、パンッと破裂して壊れました。驚いて粉塵を吸ってしまって、眠る時まで胸が気持ち悪かったです。片付けの時は、やっぱりマスクしないとね。
左は上段、化繊糸や手縫い糸。右は下段、絹糸ばかり。
下の引扉の中は、糸関連が入っています。ミシン糸の引き出しもこの中に。
ガラスの引き戸が付いていたけれど、外して使っています。
お気に入りスポット。リスのテープカッターの奥は、トイレットペーパーホルダー。ちょっと使うのに、ティッシュより便利です。アジア工房さんのですが、現在は品切れ中。
これはもともと付いていた脚台の前板です。板の高さは14㎝。
朝の光で見てみると、キャビネットだけが輝いています。うっとり。
いや、輝きすぎてる。作業部屋のインテリアレベルがアップしたみたい。この感じを基準にして、左手前の箪笥や、他のところも改善していきたい。
そして最後には、作業している自分の姿も改善すべき日が来るんだ! そう考えると、少し足が震えます。「このままでいい」とさえ思えてくる。
まるで旅をしているような。目指す1万キロ2万キロ先を想像して、不安になるような。
でも、毎日少しずつ、200キロでもいいから前に進んで行くと、必ずそこに辿り着ける。やり遂げようという意志さえあれば。
旅のブログはこちらです ⇒『はじめてトリップ』
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