コルクシートを利用する

キャビネットの平らな底面にコルクシートを貼る前
床に傷がつかないように、キャビネットの底面にコルクシートを貼ります。

ここまでの作業は

 ⇒ キャビネットに白いペンキを
 ⇒ キャビネットの脚台を撤去
 ⇒ 合板から角材を剥がす

キャビネットリメイク大作戦も、そろそろ終盤の第4回目です。



使うのは、コルクシートです。コルクマットではありません。

どちらでも大丈夫ですが、大きさや重さのある家具の場合、マットだとクッション性が逆手となってしまうかもしれません。引き出し付きの箪笥などは特に。

私はコルクだけでできたシートの方が、通気性もあって好きです。余ったシートも捨てずに残しています。今回は、階段に敷いたコルクシートの余りを使います。


 
底面の長さに合わせてカッターで切り、両面テープで貼り付ける。作業はこれだけ。

私は家具の配置を一人で変えることが多いので、そのままだと床に傷が付きやすい。単にコルクシートを敷くだけだと、ずれて面倒に。貼っておけば、そんな面倒は不要です。

両面テープは、安価な多用途タイプを選んでいます。

キャビネットのような設置家具は頻繁に動かすことはありません。だから強力タイプじゃなくていい。シートを剥がす必要はないから、剥がしやすさも考えなくていい。


 
左右対称になるように貼っていきます。全面きっちり貼らなくても、ある程度の安定した面積があれば大丈夫かなと。こんな配列になりました。(写真:右)



キャビネットは白。床が茶色の場合は、このまま設置でOKです。私の場合は後々床も白にしてゆく予定だから、キャビネットと同じカインズの塗料でコルクを白に塗ります。

コルクシートは切断面がポロポロと崩れやすいので、ささやかな補強の願いを込めて。



柔らかい筆を使って塗り塗り。塗るのは家具を設置した時に見える部分だけ。コルクの底面には塗りません。

底面となるコルクシートは、滑りすぎず、滑らなさすぎず、程よい具合です。そこへ塗料を塗ると、塗料が床に張り付く場合があります。(はみ出すぐらいはOK)

同時に、本体の塗り残した箇所も塗り重ねておきます。この塗料はマットタイプなので、ツヤタイプよりも塗りムラが目立ちません。



塗り終えました。コルクは吸水性があるので、乾燥時間を長めにして待ちます。

次回はいよいよアフターのお披露目です。お楽しみに。
« »