床に傷がつかないように、キャビネットの底面にコルクシートを貼ります。
ここまでの作業は
1 ⇒ キャビネットに白いペンキを
2 ⇒ キャビネットの脚台を撤去
3 ⇒ 合板から角材を剥がす
キャビネットリメイク大作戦も、そろそろ終盤の第4回目です。
使うのは、コルクシートです。コルクマットではありません。
どちらでも大丈夫ですが、大きさや重さのある家具の場合、マットだとクッション性が逆手となってしまうかもしれません。引き出し付きの箪笥などは特に。
私はコルクだけでできたシートの方が、通気性もあって好きです。余ったシートも捨てずに残しています。今回は、階段に敷いたコルクシートの余りを使います。
底面の長さに合わせてカッターで切り、両面テープで貼り付ける。作業はこれだけ。
私は家具の配置を一人で変えることが多いので、そのままだと床に傷が付きやすい。単にコルクシートを敷くだけだと、ずれて面倒に。貼っておけば、そんな面倒は不要です。
両面テープは、安価な多用途タイプを選んでいます。
キャビネットのような設置家具は頻繁に動かすことはありません。だから強力タイプじゃなくていい。シートを剥がす必要はないから、剥がしやすさも考えなくていい。
左右対称になるように貼っていきます。全面きっちり貼らなくても、ある程度の安定した面積があれば大丈夫かなと。こんな配列になりました。(写真:右)
キャビネットは白。床が茶色の場合は、このまま設置でOKです。私の場合は後々床も白にしてゆく予定だから、キャビネットと同じカインズの塗料でコルクを白に塗ります。
コルクシートは切断面がポロポロと崩れやすいので、ささやかな補強の願いを込めて。
柔らかい筆を使って塗り塗り。塗るのは家具を設置した時に見える部分だけ。コルクの底面には塗りません。
底面となるコルクシートは、滑りすぎず、滑らなさすぎず、程よい具合です。そこへ塗料を塗ると、塗料が床に張り付く場合があります。(はみ出すぐらいはOK)
同時に、本体の塗り残した箇所も塗り重ねておきます。この塗料はマットタイプなので、ツヤタイプよりも塗りムラが目立ちません。
塗り終えました。コルクは吸水性があるので、乾燥時間を長めにして待ちます。
次回はいよいよアフターのお披露目です。お楽しみに。
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