空気清浄機の置き場所はエアコンの位置で変わる。まさにその通り。
冬 は、カーペットを敷いたり
寝具に羽毛布団を使うことなどで
部屋の中の埃の量が多くなります。
エアコンは、暖房効果が高いほど空気が乾燥するから、加湿機能付きの空気清浄機はとっても役立ちます。朝おきたての室温&湿度チェックは、毎日のたのしい日課です。普段は上写真のように、表示なしにしているのですが、室内の温度と湿度が気になる私は、温度表示と湿度表示をついついピッとチェックしてしまいます。
空気清浄機のタイプ
空気清浄機をどこに置くのが効果的かを調べると、様々な説が見られます。そもそも空気清浄機のタイプによって、また、加湿機能のあるなしによって、置き場所が変わってきますよね。私が使っている加湿空気清浄機は日立のクリエアで、背面両サイドから空気を吸い込み、上部から清浄した空気を吹き出すタイプ。空気清浄だけの時は、吹き出し口の羽は真上に。加湿ONにしている時は、少し前に傾斜します。埃センサーと臭いセンサーは向かって左側面に。説明書には「壁から
3㎝以上、両サイドは空間をあけて設置するように」と注意書きがあります。本体の高さは約
65㎝です。
入り口に近いところ
前は、入り口付近に置いていました。食べ物の匂いやタバコの臭いなんかはすぐに察知して、強運転になるので助かります。しかし、そのぶん吸い込みの風が起こる頻度も高くなり、せっかくエアコンの暖房をつけていても、ソファーに座っている時は足が、カーペットに座っている時はお尻が、寒々するのです。それに、エアコンをつけている時は加湿をオンにしているので、それだけでも吸い込みの風が常に吹いていることになります。部屋に入ってすぐ、デンと空気清浄機が置いてあるのもナンだし。
ベッドの足元
以前一度、夫の提案で置いていた「ベッドの足元」に移動してみます。前にもここに置いていたのにやめた理由は、フィルターの掃除をするときに、本体を持ち上げて「よいしょ」とベッドを乗り越えて運ぶのが、とても重たくて面倒だったからです。でも今回は、ベッドの左にあるソファーを、もう少し左に寄せたので、本体を持ち上げなくても、ゴロゴロと引いてこられるようになりました。両サイドは塞ぎ気味ですが、背面の壁からは、
5㎝離しています。加湿給水タンクの出し入れ口は右側についているので、私はベッドにダイブして取り出しています。セットするときは満水状態なので、慎重なMission is possible。
冬の寝具のホコリ
朝起きると鼻水が出るのは、ずっと「寒さのせい」と思っていたのですが、実はこれ、羽毛布団の埃のせいだということに、近年やっと気がつきました。私は埃にアレルギーがあり、夫は慢性鼻炎気味なのと花粉症もちです。寝ている間の布団の埃は、寝返りを打ったりすることで、一度舞い上がり、徐々に降りてきて、床上付近を漂うそうです。床の上に降りるということは、ベッドの上にも降りてくるということですよね。寝床の足元に置くことで、翌朝の鼻水も、今は少しで済んでいます。
空気の動き方
エアコンを同時につける時、冷房と暖房では空気の動きが違います。「冬はエアコンの真向かいに置く」という説は、暖房の風向きを下にしいている時の話です(上の絵)。私は風が直接当たるのが苦手なので、暖房であっても、エアコンのフラップは上にしたい。そうすると、あたたかな空気が下に降りてこないので非効率的と言われていますが、エアコン設置面と同じ壁側に空気清浄機を置いて空気を吸い込ませることによって、室内の空気がうまく回るのではないかと考えています(下の絵)。実際に、考えた位置に空気清浄機を置いてみると、部屋の空気の流れが今までと変わりました。足元を吹く風が止んだように感じるほどになったのは、嬉しいポイント。加湿機能付きの場合は、結露のことを考えて、パソコンやオーディオにも配慮します。
ベッド下の埃
ベッドの足元に空気清浄機を置いてから、ベッド下の埃の量が激減しています。下の写真は試しに3日間ホコリを掃除せずに放置した状態です。今までは一晩でこの
4倍ほどのホコリが溜まり、数㎝の玉になって、ふわふわコロコロと転がっていました。「これだけの埃を寝ている間に吸い込んでいるよ」という忠告なのはわかっているのですが、できれば掃除の手間を減らしたい。もちろん、埃自体が出なくなったのではなく、空気清浄機が吸い集めているのです。今まで月一回だったフィルター掃除は「週一回」行うのが理想です。でもきっと、半月に1回ぐらいになるかな。ベッドの脚が低い時はもっと掃除が面倒だったから、高くしたのは大正解。
定着
しばらくはこの場所で、活躍してもらいましょう。