アロマセンス9000


塩素除去シャワーヘッドは、アロマセンス9000を使っています。



私は、シャワーを浴びたり湯船に浸かると、腹部や太腿に、蚊に刺されたような丸い湿疹ができる。温度差アレルギーと症状が似ているから湯温を35度にしたけれど変化なし。

水圧、汗、冷え等の対策をしても効果は無く、布団に入るとさらに痒みが増す。





2015年7月下旬。痒み酷く我慢できなくなり、原因は水道水に含まれる塩素ではないかと思いネットで調べていたら、アトピー攻略ブログさんの記事がストライクだったの。

だから、その中で紹介されているアロマセンスを購入してみることにしたのです。




 製造元は日本よりも残留塩素が多いと言われている韓国に在る株式会社 KN TEC。日本の正規代理店、丸愛綿業株式会社は、福岡県にある創業50年のタオル製造販売会社で、現在はアロマセンスやラクーンという商品の取り扱いに力を入れてる様子。日本のAmazonでは今のところ取り扱っていない。海外Amazonでは $ 65.00 で販売されている。カスタマーレビューは日本の口コミとは一味違い読んでいると面白い。

 塩素除去フィルターの主成分はビタミンC(アスコルビン酸)だけど、アミノ酸ボディソープを使用する場合でもPH値が酸性に偏りすぎる可能性は無く、未使用時・使用時のPH濃度はすべて7(中性)の測定値。アロマビタミンジェルフィルターは少量の内容物が水に溶けて放出されるため酸性化することはない。
 全成分は、アロマ成分(Dextrin/デキストリン・Lactose/ラクトース・Pectin/ペ クチン)、ビタミン成分(Ascorbic acid/アスコルビン酸99.9%・Loss on drying/ 乾燥減量0.1%)で、希望があれば付属のフィルターを無香料に変えてもらえる。ビタミンCで塩素除去するため、無香料でも効果は同じ。
 以上の2点を、事前に丸愛さんへメールで確認済み。もしも肌に合わない場合や塩素除去効果が感じられない場合、30日以内なら全額返金保証が付いている。ということで、私は無香料タイプを注文。




取り付け方法は、本当にとても簡単。パッケージは英語表記だけど、同梱されている説明書は日本語。 アタッチメントが3種類付属していて、その中のひとつが無事に合い、私はホッとしてます。





気になるヘッドの大きさは、正直かなり大きい。
左が、今まで使っていたコンパクトヘッド。
右は、20㎝の竹定規。





メッキがツルツルしているため私は持ちにくい。夫には大好評。母には少々不評。
   
ヘッドの直径は約7.5㎝。そのぶん、散水盤面は大きくて、散水孔は小さい。
   
特許取得済み三角形シャワーホールは、角が丸いおむすび型。時に丸くも見える。
   




ジェルフィルターに水を含んだ状態でヘッドのみの重さを測ると、277g。
コンパクトヘッド(内部に水含まず)は約120g。
単純計算で倍ぐらいの重さ。





   
   
   
 掃除のしやすさもウリのひとつ。水漏れ防止のためにかたく締めてあるけれど、手で回して開け、バラして掃除することができる。不純物通過を防ぐマイクロ不織布フィルター、抗菌作用のセラミックボール、キャップ、Oリング、散水盤。散水盤のみ金属のよう。ヘッド側の水が通る穴を小さくすることで、節水と水圧確保をしているのかなと私は思ってる。




ヘッド自体の角度は少しだけ。古いフックにそのまま掛けると、ほぼ直立して真横にシャワーが・・。
Amazonで探して、少し高価だけど奮発して、角度調整式シャワーフックに買い換えました。






 塩素除去効果で痒み・湿疹は治まるのかどうか。 私の場合、使った初日からピタッと痒みが無くなった。というと大袈裟すぎるかな。厳密には、お尻の湿疹はかなり出にくくなって、今までが20個の湿疹だとすると2・3個にまで減ったという感じ。まったく出ない日もあったから、シャワー前に食べた晩御飯の影響がかなりあるように思う(冷凍食品や油物の日は本当に湿疹が出やすい)
 アロマセンスシャワーだけの時と、塩素除去をしていない湯船(37℃位)にも浸かった時とを比べると、アロマセンスシャワーだけの時の方が、痒みや湿疹が軽減されることを実感。
 ただ、同時期に身体の洗浄剤を、ミヨシの白い石けんから、ミノン全身シャンプーしっとりタイプに替えたことも大きく関わっているはず。 一般的なアルカリ石けんの洗浄力を5段階で表して最強の 5 だとすると、ミノン全身シャンプーしっとりタイプの洗浄力は 2 ぐらい。 洗浄力を落とすことによって肌の乾燥が以前より抑えられ、塩素や水圧などの刺激による過剰反応も抑えられたと考えられる。
 アロマセンスを使い始めたのと同時期に、体全体の保湿にも気をつけるようになり、日焼けしやすい腕・ニキビのできやすい背中・いつも痒くなるお尻・毎年冬になると粉をふくスネなどは、湯上りに軽めの保湿ジェルを塗るようになった。
 シャワーヘッドを使い始めてから約1ヵ月経過後は、いちばん酷かったお尻の痒みは殆ど出ていない。  だけど、夫の硬化したアトピー症状の患部は「ちょっと痒みがマシになったかな?」程度。
 肌がつるつるになるとか髪がサラサラになるとかは実感しなかった。塩素除去のためのアスコルビン酸が、強い洗浄剤で偏った肌や髪のPH値を、弱酸性に整えるためにつるつるさらサラになるのだ考えると、優しい洗浄剤を使う私が実感できなくて当然だと思う。




水圧をそのままに約30%の節水ができているかは不明。姉一家が泊まりに来た時は「水圧弱い」と皆口を揃えていた。それよりも水流に広がりがないことの方が私は気になる。

写真は上が水栓を全開にした時。下が弱めた時。




シャワーの裾広がり感が好きな私は、全開にした時の一直線のフォルムと、弱めた時の一点に集まろうとしている姿を見ると寂しくなる。何故このように作ったのか不思議に思う。

初めてこの光景を目にした時、思わず笑ってしまいました。理屈としては、散水盤が平面であり、湾曲していないため、直線的に水が出るということかな。






ビタミンC(アスコルビン酸)が肌に悪影響を及ぼさないかどうか。柑橘系の物を飲んだり食べたりすると体調によって蕁麻疹が出ることもある私は、かなり気掛かりだったけれど、特別に反応して蕁麻疹が出るようなく使えている。






なにより気に入っているのは、シャワー口から放出される一本一本のスクリューが、キラキラと光って見えること。これがキュンとするぐらい綺麗。

何度見ても飽きない。このキラキラを楽しめるだけでもアロマセンスにして良かったかな。夫はとても気に入っている。

「ミストのような細かいお水を放出」というキャッチコピーは大げさ。でもたしかに今まで使っていたヘッドよりも細かく、肌あたりはソフト。



本当に滝の100倍のマイナスイオンを発生させているのかどうかは計測できない。 だけど、かなり惹かれるポイント。 

マイナスイオンについて学術的に認められている論文等は現在出ていなくて、効果の程は化学的には証明されていないそう。

目に見えないし、効果もわからないけど、なんだか気になる夢のような存在。


*この記事は2015年9月のレビューを編集して新たに投稿しています*


*2017年11月28日追記
その後、クリンスイの塩素除去シャワーヘッドを経て、自分史上最高のシャワーヘッドに出会いました。
→『至福のシャワーヘッド【天音】
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