カトラリーを把握する


台所にあるカトラリーの全貌を写真に収めました。大量です。



私は実家に住んでいるので、台所は母の縄張りのようなもの。私は拭き掃除をする程度に控えています。

冷蔵庫だけでも2台あるんですよ。写真の白い冷蔵庫は私たち夫婦のもの。認知症の祖母が間違わないように、張り紙がしてあります。

近頃、カトラリー断捨離ブログを立て続けに拝見した私は、母がいない間にこっそり整理をしてみようと思い立ちました。


ここは私の引き出し。お気に入りのスプーンやレシピのメモが入っています。

ディナースプーンやフォーク・ナイフ入れ。手前は甥・姪のためのもの。

左は普段使うティースプーン。右は母の朝食専用スプーンなど。

家族のお箸置き場。割り箸や、姪っ子のお箸も混ざっていますね。

兄弟家族が来た時用のお箸。他にはデザートフォーク、客用スプーンなど。

あまり使わないもの、新品未使用のストックスペースかな。

使っていないお箸、割り箸、ストロー、プラスプーンなどなど。

カトラリーだけで、引き出しを5つも使用しています。テーブルに広げきれない。


先ずは、お箸から整理を始めます。

買い換えて、古いお箸を捨てないで取っておいたものが多いです。古いお箸は菜箸代わりに使ったりしていました。小さいおかずを取り分けるのに、菜箸だと長すぎるので、便利だったんです。これからは割り箸か菜箸を使います。

(あ!菜箸やお玉の置き場所は、さらに別のところです)

カトラリー断捨離でよく聞くのが「すべて家族の人数分だけ揃える」という話。

私は「来客時はどうすんの?」と疑問で仕方なかったのですが、そういう時はきっと、割り箸を使うのだと思いつきました。お料理も、お箸で食べられるものを作れば良いわけだし。

以前は、割り箸を使うのは悪いことだと信じていました。それが実は、割り箸を消費することは、国内で増えすぎた植林の、間伐材の有効利用として役立っていんだよと、喫茶店を一人で切り盛りしている義姉から教えてもらったのです。

でもそれは、国産に限ったことですので、一概には言えないなと思っています。

参考記事 → 国産材割り箸(わりばし)とその現状 森林・林業学習館

現在同居の家族は大人4人。家族のお箸は、引き出しに仕舞うと祖母が混乱するので、元の場所に戻しておきます。

兄家族は近所に住んでいて、しょっちゅうご飯を食べに来るので、姉家族の分も合わせて、それぞれ専用のお箸は揃えて残しておきます。


お次は、大きいスプーンやフォーク・ナイフ。

4本ずつにするのが理想ですが、今日のところは段階踏みということで。

とりあえず種類を揃えました。左の物は用途不明。母が買ってきたので残しておく。


小さいスプーンやフォークは、とんでもない量です。

どこの実家もこんなものでしょうか・・。昨今の断捨離ブームやミニマリストの出現は、ちょっとエスカレート気味じゃないかしらと疑ったりする私ですが、80年代以降の物に溢れた時代も、相当クレイジー。

左のティースプーンは、袋に入った新品をおろして、4本だけ立てておきます。右の母スペースには手をつけていません。

デザートフォークと来客用ティースプーン。あとは母のお気に入りスプーンなど。

収納ケースは、この黄色を残して、緑の方は処分します。

私の引き出しは、スプーンの量が減りました。残した物は、お気に入り&実用。


ここは大変。どうしたら良いものか、もうわけがわからない。

なぜか正月用の箸が、何袋もあって、それだけでもうパンパン。何年分の正月の準備してんだろ。なんて気楽な私は思う。だけど我が家は長男の家なので、数年前までは正月になると親戚中が集まって20人以上になることも。これはその名残ですね。

半分は残して、半分は、未開封なのでリサイクルショップへ。

割り箸は思ったほど多くなかったから、すべて残し、輪ゴムでまとめます。

数種類のストロー、プラスプーン等は、母のために残しておく。

それでもこんなにたくさん。でも、兄弟のお箸入れを入れるスペースができました。


カトラリー用の引き出しが一つ空いて、ちょっとすっきり。空けたことがばれないように、新しい布巾数枚をふわっと広げて入れて、誤魔化しておきます。

この後ついでに、保存食スペースを片付けたら、期限切れの食品を大量発見。

長年使っていない調理器具や湯のみ等も少し整理し、リサイクルへ。

私の砦「空き瓶置き場」も、思い切って片付けて、半分以上減らしました。可愛い空き瓶は、ジャムを作った時に便利なので取っておく。それが増えて増えて、実家に越して来る時は、大きいダンボールいっぱいに空き瓶を詰めました。

その時は、どれもこれも大切だと思っていたのに。近頃はジャム作りをしなくなったから、空き瓶の必要性も薄れてきてる。


リサイクルショップへ持っていくものたちは、和室の隅に。

最近の新しいリサイクルショップでは、古いものを処分する時、逆にお金を支払わなくてはいけない場合があります。これは「ゴミ処分料」です。つまり「あなたの代わりにゴミを捨てる手数料」なのです。

だから、そういう古いものは、小分けにしてゴミへ出すのが安く済ませる方法。

私の場合は、以前住んでいた町のリサイクルショップまで持って行きます。

そのお店では、状態の良いものも悪いものも、値段なんてほとんどつかないけれど、少なくともゴミにはならず、誰かの役に立つ可能性を持たせてくれます。はっきり言って、ガゾリン代の方が高くつきます。時間も手間も掛かります。でもそこで、良い出会いもあったりするのです。

→ エトセトラボウル

これは、このブログの一番最初の日記です。

そのリサイクルショップに並んでいた、0円の器のことを書いています。
« »