私は「カシミヤなどのウール100%のニットはブラシ、夫の化繊靴下などには電池式の電動毛玉取り機」というふうに、使い分けをしています。
浅草アートブラシ社製
ブラシは、浅草アートブラシ社製を使っています。
2年使って、やっと掴んだ使い方のコツは、平らな面に置いてブラシをかけること。
このブラシ面は、膝の上などで行うよりも、平面上の方が効果を発揮するみたい。
力が弱すぎると、あまり取れません。強すぎるとニット地を傷めてしまいます。
こんなふうに、繊維を取り除くわけですから、毛玉取りのしすぎは禁物。
ブラシクリーナー
ブラシに付いた繊維は、付属のブラシクリーナーで除去します。これがとっても優れもの。
必ずセットで使います。クリーナーだけ、もう一つ欲しいぐらい。
なれそめ
この毛玉取りブラシは、母が金物屋さんから購入した物です。
私は初め、図書館で借りた雑誌『毛糸だま』に掲載されていた、手編みニットの仕上げに使う、表面を整えて起毛させる道具を探していました。毛玉取りブラシという存在を知る前のことです。ネットで探してもまったく見つからなかったところ、母に見せてもらった毛玉取り器が、雑誌で見た写真と同じ形状だったので驚きました。
化繊の毛玉は取れない
母は「この毛玉取り、ぜんぜん取れへん」とぼやいていたけれど、その理由は、化繊100%のセーターの毛玉だったからです。化繊は、繊維自体がそもそも強い上に、長いので、ブラシに使われている毛がいくら硬い猪毛といっても、ちょっとかなわないみたい。化繊の割合が少ない靴下などは、ブラシで毛玉を取ることができます。→ ヤクウールの靴下
カシミヤニットの必需品
冬のニットにカシミヤを選ぶようになってから、毛玉取りブラシは必需品。今はコレひとつで満足しています。
かんたん毛玉取りブラシ ブラシクリーナーセット